【せな】
1.するな。
『ゑとしかときけ くにたみお わかものにせな きみはその たみのきみなり』ホ24 |
「せ」+「な(無・退)」
「せ」は「す(為る)」の未然形。
「な」は 否定の「ぬ」の命令形。
2.否定の反語的表現。(緩やかな命令) =せぬや・せんや
「せぬや・せねばなるまい・せなあかん」→「せえな・しいな・しようよ」
『おもえいのちは みのたから ことわさもせな』ホ15 |
【(背な)・兄な・夫な】
陽。男。夫。
● 女が夫や恋人を親しんで呼ぶ代名詞。 ⇔
いも(妹)
『ひめなんち せなのみのたけ いくはくそ ひめのこたゑは』ミ逸 |
「せぬ(繁ぬ・聳ぬ・早ぬ)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。これは陽陰の生成過程で、軽く先に上って「天」となった「陽」を表す。
類語:「せこ(兄子・夫子・背子)」
反対語:「おうな(女)」
11/04/29
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