もの  モノ  mono

  

【物・者】<代名詞> 
1.〜に匹敵・相当する何か。〜の如き何か。〜を表す形。ものざね

『いまめさるれは そのめくみ あめにかえりの もふてものホ序
『みやとのつくり おおやまと よろものうみて』ホ2
『もろかみの たかまにまつり はかるのち つはものぬしか』ホ3
『をかみのなりて あまるもの あわせてみこお うまんとて』ホ3
『とよけにて あめみこひたす ものかたりホ4
けものにおとる つみひとそ さしめささくる ゆかりにて』ホ7
『よくものしるは かんとほり ことなふたもつ くしひるそ』ホ8
『みなくひしまり まかるもの やまにうつみて』ホ8
『このはたれ ぬゑあしもちそ はけわさに たふらかすもの みなきらん』ホ8
『なんちやつこと なすへきや なるやといえと ものいわす』ホ8
『たかのには はけものいてて いふきぬし みやおたつれは しつまるに』ホ8
『きみかなさきに のたまふは よろものきれと』ホ8
『かわかりきさりもち にわとりはきし すすめいゐ はとはものまさホ10
『しむのもの きみはいけると よちかかり やほたまゆらと まとふとき』ホ10
『いまわれさらは たれかまた あえてなれなん ものあらし』ホ10
『みてつから たまふみくさお うけたまゑ なおもおもゑよ たからものホ11
『しめひきわたし みそきなせ おにかみしはる うつわものホ12
『よおつくものは ゆつりうけ はしえてとつき むつましく』ホ13
くいものの よしあしわくる なりそめお もろたみきけよ』ホ15
あいものの うおはよそあり これもみか すすなにけせよ』ホ15
『うちよりいつる はふたゑは きみのたまもの ふたはあり』ホ16
『おとろきわれは みちのおと こやねのをやも わかをやと かえものうけす』ホ16
『あつめはかりて ひとつほお いまのひとまの ものさしそ』ホ17
『をしゑぬものは とみならす をしゑうけぬは たみならす』ホ17
ものしるとても うくめかて とのみちひきに ゐらさらんおや』ホ17
『ねのむくら わたるみやひか ものおしる なさけなかこに かよえると』ホ17
『そのくにたもつ ものあらは すえたみとても うえのとみ』ホ17
『つのあるなきの けたものお のりむまけれは むまとなし』ホ18
『のりうしけれは うしとして たのあらすきや にもつものホ18
『むまはうまれて ものしらす あたはしるとき のりおつそ』ホ191
『あたはしるとき のりおつそ かねてをしゑは かなふもの<如くなり>』ホ191
『ひとつらぬきの たつなひく あるしのままと なるもの<如く>そ』ホ191
『もしのりおかす ものあれは てにはつるきお もつゆえに』ホ192
『おもたるの たみときすくれ ものうはふ これにおのもて きりをさむ』ホ23
『かねりにほこお つくらせて ときものきれは よつきなし』ホ23
『そのなかに よこきくものは おのかみに あわねはみちお さかにゆく』ホ23
とよみもの ものぬしかみの つねのはそ もにはかたおり』ホ23
『ときほこふらは すみやかに とほらんものと つるきなす』ホ23
『つみあるものお かれといふ なきはいきなり』ホ23
『かかみはたみの こころいる いれものなれは やたかかみ』ホ23
ささけもの おのおのまくわ ひとかこと やそよろこひて』ホ24
『ゑとしかときけ くにたみお わかものにせな きみはその たみのきみなり』ホ24
『みことのり たいはうおきみ みけのもの しるしはうろこ』ホ25
『ひめこたえ なにものなれは おとさんや われはかみのこ なんちはと』ホ27
『とてないためそ わかみたま ひとはあのものホ28
『なんちかすかよ のこしもの たかにもちゆき ささけよと』ホ28
『ゐのほふりらも つちくもの あみはるものお みなころす』ホ29
『かみとなること あすききて おひまかるもの みそみたり よにうたううた』ホ31
『ふそゐはる いつもはつそひ あかためし みなものたまひ みことのり』ホ32
『もしひはらみこ うむものは みかとにつけよ したたみも たまものあるそ』ホ32
『みをやのさつく みくさもの くにとこたちは かんをして』ホ33
『いのりてくにの ものさねと これにことあり はやはかれ』ホ34
『やましろの わにたけすきに いんへすえ つはものひきて いくさたて』ホ34
『あめうしにもの おほせやり あらしとゆけは うしみえす をきなのいわく』ホ34
『むかしひほこか みやけもの はほそあしたか うかかたま』ホ35
『もしやくるえる ものあらは たまさかにえる いさおしと』ホ35
『ときほんつわけ とふくくひ みていわくこれ なにものや』ホ36
『おほろけの ものならすかれ こにもゑす そのぬしおまつ』ホ36
はしものお いけるにかえて みささきに うえてためしと なすへしや』ホ37
『なんちかはかり わかこころ よしとはにわの たてものお のちのためしと』ホ37
『よのなかに ものおもふひとの ありといふは われおたのまぬ ひとにそありける』ホ37
ひきてもの ひきてあさはき めしよせて これにひかせて もろくれはホ38
『もろおあつめて たけるとす ほこさきあたる ものあらす』ホ38
『きみのことくの ものあらす やつこかささく なおめすや』ホ38
『つくしより ふなちおかえる あなときひ わたりあらふる ものころし』ホ38
『あしきいきふき みちゆくも わさはひもとむ あふれものホ38
『やまあらし かたましものや ちまたかみ なかにゑみしら めをませて』ホ39
『そのつつす かそえてなかお つほかなめ このうたつつき かそえものホ39
そらなるものは ちちきけと みのみはしらお ゆきぬけて』ミ1
『ここにひるこは ゐものしに かなあやゐさせ あまねくに』ミ10

 ● 〜の如くである。 一般的な傾向を表す。

『これつよし きみはやさしく やわらかに ませはかかえて ととむものかな』ホ13
『あたはしるとき のりおつそ かねてをしゑは かなふものホ191
『ひとつらぬきの たつなひく あるしのままと なるものそ』ホ191
『ときほこふらは すみやかに とほらんものと つるきなす』ホ23
『しかのちは ひるおかみぬり さかいきに あたらしものと かたりたまひき』
ホ39

2.形は見えないが存在する何か。モノ。霊。魔。
 ●特に神に対して比較的低級な霊。 精霊。もののけ。

『あるまうかかふ おゑものお はらふはうたの こゑあまる』ホ1
『むかつひめより さをしかに うけものいのり よみかえす』ホ7
はたれのものの うくめきて さはいのこゑの おそろしく』ホ8
『みちものま しむにあつけて もろかえりけり』ホ8
『たかのには はけものいてて いふきぬし みやおたつれは しつまるに』ホ8
あれおにものお やふるなら そらはふこにて まねきいれ』ホ12
『うらやむものか かむゆえに たまのをみたれ みやなくて すゑまもらぬお』ホ13
そむよろやちの ものそひて ひとうまるとき もとつかみ』ホ14
『をそれてももか ものいみし みきめひとつて ねるつるき』ホ23
したつもの そむよろやちと もりおゑて ひとうまるとき』ミ6
『ひとうまるとき かみともの たましいむすひ たまのをと』ミ6
『ひらきゐわしは もののかき ほなかゆつりは しめかさり』ミ9
『そむよろやちの つきものか あてまもりうむ よろものの』ミ10
ものおれは ほこのひひきお おそれみて よそかおいわす みすきかすおれ』フもおれ
ものゐさは おころのかめる はおあかめ ゐもあらためて きさおいさめよ』フもゐさ

 
もぬ(模ぬ)」の名詞化で、「もぬ」は「まぬ(真似)」の変態。
ここでは「A: 合う・似る・匹敵する」の意。
つまり「もの」は「〜に匹敵・相当する何か」「〜の如き何か」を意味し、代名詞として使われる。「こと(如・事)」と同じ。

類語:「こと(如・事)」「かた(形)」「うつわ(器)」「うつわもの(器物)

  
 

【(守・忠)・物】
1.侍ること/者。仕えること/者。守り。まめ(忠)。 =もののへ

おおものぬしか ひのかみの ゐみなのあやお もろにとふ』ホ4
『もろかみの かみはかりして ものぬしか まくらことはの ゆゑおとふ』ホ5
『たけみかつちは なるかみに たけものぬしの かふつちと』ホ8
『またみかつちは かしまたち いつおあらはす もののへの』ホ10
『おおものぬしは ゐつくみの ものへふそゐお ひきそふて』ホ20
『あかうらお ふなこつかさに あかまろと あかほしものお そえかこに』ホ20
『つるきとみ つきほろふれは ものふわれ よおうははるる』ホ30
『かきをみは よこまおからし もののふの ちからもるてそ』ホ30
『まめもみさほも あらわせり かれそこもつす ものもつす つつきうたなり』ホ39
ものゆんに はたれやふれは ことのねの やわしもゆんそ たうとかりける』フもゆん
『しのちりの そしりもうそと おもひくさ ものぬしならて ものやちるらん』フしちり

2.「ものぬし」の略。

『おおたおは ひうかかんとの そえものと なしてむすめの みらひめお』ホ28

 
もぬ(守ぬ)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・侍る・仕う・守る」などの意。

変態:「まら(守)」「まろ(守)」「もり(守)」「もろ(守)」「はへ(侍)」「はり(張り)
類語:「つき(付き)」「つかひ(仕い)」「つこ(仕)」「そえ(添え)」「さふらひ(侍)」「はふり(祝)」「みはり(見張)」「とへとめ (留)」「とみ(臣)」「あつかり(預り)」「まもり(守)」「ものへ(物部)」「へ(部)

 
 

【(曲/没)】
1.離れ。反り。曲り。逸脱。背き。
2.負の方向に離れるさま。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」さま

『なみはかしはの ものやから みなころしゑて ふそやほの』ホ38

 
もぬ(曲ぬ/没ぬ)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる・反る・それる・曲る・外れる」、またその結果「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。

変態:「ゑぬ(狗)」「ゑの(犬)」「おの(劣)」「ゐの(猪)」「おろ(愚)」「おれ(折れ)

  

10/03/19

  

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