ヲシテ・オシテ

→ 語義
  

押手。璽。

1.=タミメ。=アワの神 (四十八神)。
2.タミメを平面に押し写したもの。 文字。言葉。詞。呪い。文書。称号。証書。法。
3.(転じて) しるし(璽)。に(璽)。 (何かを・特に皇位を) 明らかにするもの。
  

【押手】オシテ・オシデ −広辞苑より−
てのひらに朱・墨などを塗り、文書に押して印章とすること。その証拠の印。手印。

【印・標・徴】シルシ −広辞苑より−
(「璽」と書く)

1.印綬。おしで。
2.神璽。三種の神器の一。
  

■『オシテ(押手)』という言葉から察せられるが、「文字を書く」という動作を「手を押す」と表現したように思われる。この「手」はタミメを意味する。文字の原点はタミメにあり、タミメを平面上に押し写したものがヲシテであると考える。
■単独の文字の意味の場合、48の各1文字は四十八神の別名であるので、尊敬の意味を込めて『ヲシテ』と表記する。(但し四十八神より上位にあるアマテルが言う場合には「オシテ」となる。)
■文書の意味の場合、神や天君から下位に下すものは『ヲシテ』、下位の者から天君に奏上するもの、下位の者同士で交わすものは『オシテ』として使い分けている。
■カタカナはヲシテを基にして創られたのだと思う。よく似ている。
賀茂御祖神社の末社に印璽社(オシデノヤシロ) というのがある。
  

『代々の掟と なる文は ホツマツタエと 思ふ故 深き心を 添え入れて 上げ奉る 末にヲシテぞ』
コクミ言ふ "サシメは真 我が妻よ 君 去りますの オシテあり"』7文

『清汚見れば 君を忘るる 百座と 母も二十座 犯するも オシテの辱も 百と百 姫 蔑ろ 五十座と 総て三百七十』7文

シムミチも ヰソラヰツナも 霊(血)を抜きて オシテに誓ひ 潮 浴びて 写す鏡に なお猿と 蛟竜 影 あれば』8文
『そのヲシテ ハタレマ 九千と 民 九万  埋むタカノの タマガワぞこれ』8文
タカノには 化け物出でて イフキヌシ 宮を建つれば 鎮まるに ヲシテ賜わる タカの尊8文
『またカナサキは スミヨロシ 尊ヲシテと 御衣の末 賜ふ』8文
ツハモノヌシが 霊還し 清き真の はな振りて 道に阿も無し シキ県 阿無し央尊 ヲシテ 添え 据えて写し日 代治人ぞ』8文
ソサノヲが 心を寄する シムの歌 実の塵 放れば カハ消えて 賜ふヲシテは ヒカハ尊9文
『三十六人 委ね養せば 御言宣 賜ふヲシテは コモリ尊10文
ミホヒコと ココトムスビの 伝え 受け 御内に居れば 大御神 ヲシテ 賜わる カツテ尊10文
『汝 ワカヒコ 一奮に アマノコヤネと 名にし負え 賜ふヲシテは カスガ尊14文
『またミホヒコが 三十六子を 養す心は 実に応え 賜ふヲシテは コモリ尊14文
『またヤスヒコは 和々と 取り上ぐ事を 業となせ 賜ふヲシテは カツテ尊14文
『父は "チ・テ・ト" の ヲシテなり』16文
『"タ" のオシテ 三光 円の 内に入る 足り助く法 天と父 上下 反す "ラ" のオシテ 地と母法』17文
往にし尊 創り 授くる 経・矛あり 経は調ふる オシテなり』17文

『その地 保つ 者あらば 末民とても 上の臣 必ずヲシテ 賜ふなる 御歌なりけり』17文
声の 'オ' は 'コワ' に収まる 'ヲ' の押手
 野風に乗れる の 音は "コオコオ" 踏む跡の 野に人生みて 和るは 'ノ'』18文
よこしまの はやるマスヒト 群がるる 七十万九千の 妨げも 破るヲシテを 賜われば 程良く掃ふ 六つの守19-1文
『また厳乗を 年重ね 技 得給えば 御言宣 "" のヲシテを 賜ひけり』19-2文
タカヒコネには "再生れ" の ヲシテ賜えば 子も孫も 馬の君なり』19-2文
『もし 継がば下接げ 上は根ぞ 根は立ち接がず "ム"のヲシテ 軒より棟に 手を合わす "ム" 接ぎ "ネ" と成す』21文
ヲシテ 矛は逆矛 二尊は これを用ひて 葦原に オノコロを得て ここに下り』
23文
『全きは 怒つ霊 別けて 神を生む これトコタチの 更の稜威 "ワケイカツチの 天君"と ヲシテ賜わる』24文
『受け得て後の 御幸成る 和照らす神 喜びて "御祖に継がふ 天君"と ヲシテ賜わる』26文
天君 御子に 御言宣 連の御歌に "これヲシテ 豊へる機の 連根にぞなせ"』27文
『諸御子も "然に いやちこ"と "先にヲシテの 答えつら  速やかに 御幸なせ"』
29文
御祖 筑紫に 下るとき は持ちて 御鏡は オシクモ 八重垣は クシミカタマに 授け置き』30文
御祖 筑紫に ひたる時 神の璽は タケヒトに 母タマヨリも 神となる 河合 八重垣は 別雷宮に 預け置く』30文

タカクラ褒めて 国守と ヲシテ賜わる ヤヒコ尊 長く住む故 妹婿 アメノミチネを 国造と 紀の館賜ふ』31文
春日 合ふ江の 守が女の イトオリ姫を ココタヘに ミコナカ橋の ヲシテ守』31文
サタヒコが 姫のオオヰ姫は ナカハシに ヲシテ扱ふ 仮典侍よ 内侍六人 四人 青侍三十人』31文
磯城ナガハヱが ナガ姫を 大典侍后 十市ヰサカ ヒコヰサカ姫 内后 ナカハシに居て ヲシテ守』31文
『"これ天尊の オシテなり 朝夕眺め 鑑みて 民を治めよ" 装いを 民に拝ませ』32文
『仮典侍となる 尾張が姫 オオアマ
内侍 ナカハシの ヲシテ執る守』33文
『教え受けずば 綻ばせ  賜り 軍立ち』33文
『七月 クマソ背きて 貢せず オシテ捧げて 巡幸り乞ふ 八月十五日より 御幸なる』38文
『"辞む時 東西の使人と 父母に 仕え満てねど サコクシロ 神の八より 道受けて 生れ楽しむ"』40文
『行き来鳥居の 二尊と 聞きて各々 ヲシテ染めけり』ミ3文
『初の巡りは 'あ' の押手  天地分かつ 形なり』
ミ和字
『人の初音も 'あ' に開きて 口塞ぎ 吹く 'いき' 蒸れて 鼻に通ひの 'うぬ' の音は 基'あ' が上る
 押手より 三つに分れて』ミ和字
『御子の他所居の ヒタカミや 光輝く ワカヒトの ヲシテは御子の 斎名・和り』ミ逸文
ワカタマツ宮 ヲシテ遺して 隠れます』ミ逸文

  

  

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