ツヅ・ツズ

→ 語義
  

連。続。継。伝。 直。常。 十九。

1.連なり続くさま。継ぎ。告ぎ。伝え。
2.素直なさま。凸凹のないさま。普通。通常。
3.連歌の一句(19音)。十九。
4.物。 連歌の各一句を「数えもの」と呼び、転じて「もの」をツズと呼ぶ。
5.連歌における一の織詰 (第19句)。
    

三月は三十九 を添う 四月満つれば ミトリ十九 五月さの頃 一巡り』14文
『ここにヲバシリ 道を得て 日々に百度 乗り慣るる 千万調ひ 練り熟れて やや得る地道 十九の技』19-1文
『昔 叔母  姪 今は 生む子あり 連なる枝の オシマコト 母は違ひぞ』32文
『"サッサ"十九 "散る民も 連に服らで 衰えに惨るさ"』33文
『忠も操も 表わせり 故 直(操)も伝す もの(忠)も伝す 続き歌なり』39文
『遺し歌 御子や親族に 居り合いの 十九は で 出で立つは 旅屋に会える 客人と』40文

  

  

ツヅウタ

→ 語義
  

連歌。十九歌。
つらねうた。続歌(つづけうた)

非常に難解でよく判っていないが、現時点では連歌の形式を次のように考えている。
1.本歌。(=十九初音・連根・合要)
2.表四句。(起り−受け−転−合せ)
3.本歌。(要)
4.裏四句。(連れ−直言−尽き詰め−尽き)
5.本歌。(要)
6.打越−心−転−去。
7.本歌。(要)
8.打越−心−転−去。
計20句(一織)。 これを五織(100句)連ねる。
  

天君 御子に 御言宣 連の御歌に "これヲシテ 豊へる機の 連根にぞなせ"』27文
十九歌 昔 サユリ姫 歳十九の時 タギシ御子 慕ひ恋ふ故 そのが 呼び出す時に 姫悟り 除く十九歌』
39文
『"天つ地 娶ります君と 何ど避ける 止"』
39文
『その十九素 数えて中を 壺要 この歌続き 数え物 折合せ目に "けり" もあり 君と我とは 続きけり』
39文
『よこかめ取るを 逆しまに "るとめ" に止めて 断ち切れば 忠も操も 表わせり 故 直も伝す ものも伝す 続き歌なり』39文
ナツカハギ ここに居て問ふ "継ぎありや" タケヒ答えて』39文
『八十ありて 初は "起り" と 次は "受け" 三つは "転た" に 四つ "合わせ"』39文
『五つは "直言" 六つは "連れ" 七は "尽き詰め" 八つは "尽き"』39文
『表 四連ね 忠操 両方に通わす 裏 四連れ 果つば頭の 五ヲシテへ 回らし連ぬ』39文
『その継ぎは "打越" "心" "転た" "更り" 本に群がる 一連ね』39文
『十六(句)を一織 総べ五織 八十を百とし 織は二十 故 織留の ツズ "ハタチ" 織初のツズ "合要"』39文
織詰のツズ 三十九 "ハナ"  三の詰五十九 ツズ "サツメ" 四の詰七十九 ツズ "フツメ" 五の詰九十九 ツズ "ツクモ" 』39文
『五節 匂の 放は揺り[花は百合] 本歌は君 その余り 枝や裔を 八十続き なお深き旨 習い受くべし』39文
御祖神 連のヲシテや 陽陰御子の 日向に坐す ヤマト方の 流行り歌にも "乗り下せ ホツマ方平む 天下斎船"』39文
シホツツヲ 勧めて大和 打たしむる これ折返に "天日西" あり 故 打ち取るを 好しとなす』39文
ユリ姫も十九(歳) 歌も十九(音) 忠と操と 表わせば 続き歌詠む 法となる』39文
『遺し歌 御子や親族に 居り合いの 十九は で 出で立つは 旅屋に会える 客人と』40文
『三度宣り 十六夜月の 朗光に 白斎鳥来て これを食み 現る白雲に 神の声 応ふ十九歌40文

  
スラテモ ハタレモハナケ ミツタラズ カカンナスガモ テダテキ カレノンテンモ アニキカズ ヒツキトワレハ アワモテラス』(サツサ付つ歌)8文12文
『これヲシテ 豊へる機の 連根にぞなせ』27文
『乗り下せ ホツマ方 平む 天下 斎船29文39文
『天つ地 娶ります君と 何ど割ける 止』(ミサホ十九歌 31文・ノゾク十九歌 39文)
『熟乙女 直に会わんと 我が割ける 止』31文
ざ遠し 往きのよしも 大優らも』(イロの十九歌)33文
る民も 連にまらで 衰えに惨る』(サツサ十九歌)33文
新治 出 筑波を過ぎて 幾夜日 寝つる』39文
『かがなえて 夜には九の夜 日には十日を』39文
愛しきやし 我家の方ゆ 雲 出立ち来 [曇館来も]』40文
『ありつ代の 腹満つ欲しき 塵を放る飯』40文
  

【連歌】レンガ −広辞苑より−
和歌の上句と下句に相当する五・七・五の長句と七・七の短句との唱和を基本とする詩歌の形態。万葉集巻八の尼と大伴家持との唱和をはじめ、古くはこの短歌合作の形すなわち短連歌が専ら行われたが、院政期頃から多人数または単独で長・短句を交互に長く連ねる形すなわち長連歌(鎖連歌)に発達、中世・近世にわたって流行した。長連歌は第一句を発句(ほつく)、次句を脇(わき)、第三句を第三、最終句を挙句(あげく)といい、句数により歌仙・四十四(よよし)・五十韻・百韻・千句・万句などの形式がある。百韻を基準とするが、百句を通じて意味を一貫させるのではなくて、連続する二句の間の付合(つけあい)や全体の変化などを楽しむ。つらねうた。続歌(つづけうた)

【百韻】ヒャクヰン −広辞苑より−
連歌・俳諧の基本形式で、発句から挙句(あげく)までの一巻が百句あるもの。四折八面に記し、初表(しよおもて)八句、初裏一四句、二の表一四句、二の裏一四句、三の表一四句、三の裏一四句、名残(なごり)の表一四句、名残の裏八句から成る。

  

  

ツズハツネ

→ 語義
  

十九初音。
連歌の最初の一句。発句。 =ツヅネ
  

十九初音 歌見に染めて "返せよ" と 詠え給はる "新治 出 筑波を過ぎて 幾夜日 寝つる"』39文

  

  

ツヅネ

→ 語義
  

続根。連根。
続き連なる物事の源・土台。  =ツズハツネ(十九初音)
  

天君 御子に 御言宣 連の御歌に "これヲシテ 豊へる機の 連根にぞなせ"』27文

  

  

ツヅス

→ 語義
  

十九素。連子。
十九歌の各一音。  =ツズ(十九)
  

『その十九素 数えて中を 壺要 この歌続き 数え物 折合せ目に "けり" もあり 君と我とは 続きけり』39文

  

  

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