ハタレ

→ 語義
  

(外れ)。

  1. 外れ。 
    ねじ曲がるさま。それ外れるさま。落ちこぼれ。堕落の果て。
      
  2. 道から曲り外れた霊や人。
    人の妬みや恨みなどのねじ曲がった想念が生きた霊となったもの。 =イソラハハ
    またこうした邪霊が取り憑いてねじ曲がった人間。 
      
    ムハタレ

  
『進み出る タケミカツチが 十六丈の 万に優るる 力にも 知らぬハタレの 訝さを 訴つや』8文
『やや知る真 ハタレとは にも居らず ならず 人のねぢけの 研ぎ優れ 凝り合て六つの ハタレ成る』8文
陽陰のカゴ弓 ハハ矢添え "ハタレ破れ" と 賜ひけり』8文
『また早雉は 大ハタレ 立山に 現れて アノに到れば 守議り フツヌシ遣りて これを打つ』8文
流離手も ハタレも放来 満つ足らず カカンなすかも 手立尽き 故ノンテンも あに効かず 日月と我は 天下照らすさ』8文
『このハタレ ヌヱアシモチぞ 化け術に 誑らかす者 皆 斬らん』8文

『時にクスヒが 隈の神 招けば 八つ来たる』8文
ここにハタレの 霊(血)を絞り 誓ひ 留めて 潮浴び 影写す時 六十万人 人成るは皆 民となる』8文
『人成る法の 御鏡を セオリツ姫の 持ち出でて 後のハタレの 人と成る 真直の鏡 見るために 直見の岩と 名付けます』8文
『"思い思えば ハタレとは 驕る心の 我から" と やや知る今の ソサノヲが 悔みの涙』9文
アマテル神の 法を得て 諸守の討つ ハタレ中 上つハルナが "謀らん" と 神息 算めば』12文
天形に 神 賜れば 諸ハタレ 障りなすとも 君が身に 一度代り 忽ちに 立ち働きて 君が汚穢 厭 免かるる 天形の守』12文
『我が心 招け トホカミ ヱヒタメの 国は道展ぶ 器物 招かば諾に 現れて ハタレ敗れば 障り無し』14文
荒猛心 子に求め 利き過ぎ ねぢけ よこしまの ハタレとなるぞ マスヒトら 幼の時は ねぢけの芽 早や改めよ』17文
『鞭を逃るる 早利きを 褒め喜べば 過ぎねぢけ ハタレとなるぞ』17文
早きハタレに 赴かで ヤタのカガミの 謂 聞けば 汚曲を避るぞ 我が心 入れて癒すく 陽陰が守るぞ』17文
ハタレ ハルナ 進みて 大御告げ17文
『鋭過ぎて成る ハタレ共 それ試みに 技を為せ 我 早や除く ミヤビあり』17文
『またの汚に ついにより 潰せらる 故 汚起こりを 容易くに 許せば民も みな驕る これよりハタレ 現るる』23文
『飾りより 驕りになりて 研ぎ化かる 果てはハタレの 国乱れ 民 安からず 故 常に 民の癒すき 木綿を着る』23文
『後にハタレが 乱る時 カナサキ及び 六将守  賜わり ハタレ討ち 八民治むる 勢ひも 枯れは涸らして 活きを熟る』23文
ハタレ 敗るの をもがな 問えば 和照る 御言宣』23文
『"ハタレが禍は 近付けず 弓矢に破り 近付けば 太刀打ち払ふ 身の垣ぞ』23文
『その神形の 妹背の国 通り 立つ富む 神風を 羨みねじけ 化物が 自ら褒めて ハタレ君』28文
ハタレ君 七十万九千を 群れ集め 国を乱れば スミヨロシ カトリカシマや イフキヌシ カダタチカラヲ クスヒ尊28文
『みな得て これを打つ 時に六ハタレ みな降る これ皇尊の 御言宣』28文
『昔ハタレを 敗らんと 禊なす時 の裳の 岩に懸かりて ひた引けば 滝落ち下る サクナダリ28文
『陽陰に祈れば 屑流れ 蛇 足を噛む 追い詰めて 留まる蕨で 括り棄つ 裳裾の屑に 敗る故 末葛用い これを治す』28文
シムミチ敗る 器得る 穢禊して 得て 六ミチを敗り 治む民 みな裳裾の 流れなり』28文
『もの(物部) 弓に ハタレ 破れば 琴の音の 和しも弓ぞ 尊かりける』フ077

  

  

ハタレノモノ・ハタレミ

→ はたれのもの → はたれみ
  

ハタレのモノ。ハタレ霊。ハタレ実。
ハタレの実体。邪霊。人に憑いてハタレとなさしめるハハイソラなどのねじ曲がった霊。
  

『ついに愚霊に 舐められて 法の崩るる 節々に ハタレのモノの 蠢めきて 障いの声の 恐ろしく』8文
『神力 祓い除かば 自ずから ハハイソラも 捩り返し 射る矢も受けず の矢は 必ず当る ハタレ霊の 術や露わす』8文
大御神 賜ふ葛末 蕨縄 カナサキ 受けて 攻め口の 諸に授けて 呪えば ハタレのモノの 術成らず』8文

  

  

ハタレマ

→ 語義
 

1.邪霊に憑かれて、ねじ曲がった者(人)。 =モノマ

『逃げんとすれど 上軍 勝ちて生け捕る ハタレマを 乾く日照りに つなぎ置き 遂に生け捕る ハタレ頭8文
ハタレマ奪ひ 争えり 御方はを 焚き燻す ハタレ咽んで 退くを 追い詰め縛る 千ハタレマ』8文
『御方の投ぐる ふと環 群れ貧りて ハタレマを 撃ち追い詰めて みな括り ついにイツナも 蕨縄8文
大御神 予てサツサに 歌見 付け 投ぐれば嗜む ハタレマを サツサ付つ歌8文
『そのヲシテ ハタレマ 九千と 民 九万  埋むタカノの タマガワぞこれ』8文
ハタレマの 財 集めて 末 消ゆる これ鈴暗ぞ 生きの内 欲を離るる これは鈴明ぞ』13文
 

2.ハハイソラなどのねじ曲がった霊。 =ハタレのモノ

『九十六月経て 生み給ふ アマテル神ぞ ハタレマの 障れど帯に 調ひて 四十八備わる その例』16文

  

  

ハタレカミ

→ 語義
 

ハタレ頭。
ハタレの首領。
  

『逃げんとすれど 上軍 勝ちて生け捕る ハタレマを 乾く日照りに つなぎ置き 遂に生け捕る ハタレ頭8文
ヰツナミチ 万の獣に 化け懸かる  ミカツチ 行けば ハタレ頭 進みて曰く "先 二人  我に返せよ"』8文
ハタレ頭 ハルナ進みて 大御告げ17文

  

  

ハタレネ

→ 語義
 

ハタレ根。
六ハタレ蜂起の根源ということで、サホコ国マスヒトアメオシヒをいう。
  

『打ち連れ 宿る サタの宮 法を定めて ハタレ根も シラヒトコクミ 愚霊らも 討ち治めたる』9文
ソサノヲが 心を寄する 統の歌 実の塵 放れば 汚 消えて 賜ふヲシテは 放汚尊 ハタレ根を討つ 功や』9文

  

  

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