カミ

→ 語義
  

原則として「神」は物質化してないエネルギーである「霊」を言い、
地に生きている人の場合は「上・尊・頭・守」の意となる。
但しアマテルだけは別格で、世にありながら「上であり神」である。
地に生きる「上・尊・頭・守」も世を去れば、やはり「神」となる。

一応の表記として当サイトでは次のように漢字を当てている。
しかしまたそれぞれは重複しており、漢字での表現はかなり困難。

物質化していないエネルギー。神霊。精霊。 【神】
陽陰両性を統合する人。クニトコタチ。アマテル 【神】
(アマテル以外の) 天君。天皇。 【尊・上】
天君以外の高位者。皇族。貴族。尊い臣。 【尊・上】
上位。上位の存在。先祖。自分の神霊。魂魄。 【上】
天君の下にあって民を治める者。国司。臣。 【守】
反体制集団/非正規の集団/蛮族等の司。 【頭】
世を去った人。 【神】

  

  
『やや知る真 ハタレとは にも居らず ならず 人のねぢけの 研ぎ優れ 凝り合て 六つの ハタレ 成る』8文
の実心 麗わしく 禊司を カナサキに フツヌシ 副えて ミカツチも 功合わせ 打たしむる』8文
『勝ちて生け捕る ハタレマを 乾く日照りに つなぎ置き 遂に生け捕る ハタレ8文
『御幸とぞ 願えばの 御幸成る 出車の内 セオリツ姫 陽陰の身蔭に アキツ姫は 日の霊影 射す』8文
『斬らば三の火に 悩まんぞ 人 成る迄は 助け置き 人 直曲 知れば の種』8文
『万者 転れど 霊 還し 乱れ結解けば となる 心地 明清』8文
は弱くて 水濯ぎ 稀れ  叔母 去りませば 代の殿 政 執る故 
ヨロマロを ヒタカミ11文
『右の欲を 羨む人が 咬む故に 霊の結 乱れ 旋風の 岐にの 苦しみが 獣となるぞ  打たず』13文
霊還し なさば苦しむ 霊の結も 解けてムネカミ ミナモトへ 魂・魄 分けて となる』13文
『空・風・火と 水・埴の 五つ 交わりて 人となる アメナカヌシの はこれ』14文
『供のクスヒが 訝さを 陽陰に申さく "父帝 八房輦の 御幸なす も穢れの あるやらん"』15文
ウケモチが 八月初日に 成る果穂 トヨクンヌシに 奉る は赤白黄の 結和幣 天中主の 纏る』15文
『二手獣は 食えば生きても 腐り臭 と中絶え 忌蹴に 三年スズシロ シラヒゲも ハジカミ 食みて 垢濯げ』15文
民は子多に ・殿の 子無きは如何ん』16文
ハタレ頭 ハルナ進みて 大御告げ17文
トコヨの道を 教ゆ
 クニトコタチも 和り恵り 堅地に八方を 何方と 生む国 総て オノコロぞ』18文
『御言宣 "乗教人" と なる 寄子 イフキドヌシや ソサノヲと 総べ八十五万 三千十八の に伝ふる 乗り技も』19-1文
中国 拒まんを 防ぐ供守 カグヤマは ヤマズミの二子 フトタマは ミムスビの三子』20文
宮つ屋 成りて 十二の后 スガタ 御后に なして歌詠み カダカキの 琴を楽しむ』20文
『いま一つ 葵・桂 妹背を得ば 人生き悟る 三つ知れば 竜君如く となる』26文
は卑れ 三つ知る故に 鱗君 上つ身 居を 三つ知れば 人はなり』26文
『"我は日の孫 日に対ふ 陽陰に逆えば 退きて を祭りて 日の随に 襲わば仇も 破れん" と』29文
カンカシ姫は 人の頭 御使聞きて 磯津山の を抜きて 上つ枝に 八握の剣 八尺鏡 下 環珠や』38文
クマソを議り 御言宣 "我聞くクマソ 兄アツカヤ 弟セカヤとて 人の頭 諸を集めて とす"』38文
タケヒを遣りて これを召す シマツの守は あらかじめ 威勢に恐れ 弓矢棄て 御前に伏して 服ひぬ』39文
ヤマトタケ ミチノク許し 勿来より 北はミチノク 国の守 百県の果穂 捧げしむ』39文

  

  

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