トヨクンヌ・トヨクンヌシ

→ 語義
  

豊国主。豊斟渟尊。豊雲野神。
クニサツチ
は各々5人の御子を生むが、その内の代嗣の御子がトヨクンヌ。クニトコタチの第三世代に当る。
トヨクンヌの世代から人は君・臣・民の三つの位に分かれ、それぞれが行うべき業が定まる。 
それぞれ120人の御子を生む。 トヨクンヌの世代までは人に男女の別はなかった。 
天並の八神
三十二神はトヨクンヌの御子が天に還って星とされたものという。

  

                                  ┏クラキネ
                                  ┃
クニトコタチクニサツチトヨクンヌウヒチニツノクヰオモタル ┣ココリ姫
            ┃          ┃          ┃
            ┃          ┗アメヨロヅアワナギイサナギ
            ┃             ↑  ┃       ┃
            ┃             ┃  ┗サクナギ   ┣ヒルコ
            ┃             ┗━━━┓      ┃
            ┣ハコクニキノトコタチアメカガミ┛      ┣アマテル
            ┃           ┃            ┃
            ┃           ┗ムスビ(2)┓       ┣ツキヨミ
            ┗ウケモチ             ┃       ┃
                                       ┏━━━━━━━━━┛       ┣ソサノヲ
                    ┃                               ┃
                                       ┗ムスビ(3)━ムスビ(4)━トヨケイサナミ
                                   ┃
                                   ┣ヤソキネ
                                   ┃
                                   ┣カンサヒ
                                   ┃
                                   ┗ツハモノヌシ
  
※クニトコタチは、ここではミナカヌシトホカミヱヒタメキツヲサネアミヤシナウの総称。
  

愛知県豊田市野口町水別日面、(ノ) 神社
  

ウヒチニの養子に入ったアメヨロヅから逆算すると、ハコクニはおおよそトヨクンヌと同一世代に当たる。クニサツチの五人の子の内、一人が代嗣(君)でトヨヌンヌ。ハコクニとウケモチが臣となった二人ということか。
   

『八方の代嗣は トヨクンヌ 上より三つの 業を分け』2文
『君・臣・民の 三件の 尊は百二十の 御子ありて 陽陰和る道は 女もあらず 三代納まる』2文
『八方の代嗣は トヨクンヌ 君・臣・民と 民も三つ 業分け治む』ミ2文
『三件の 神は百二十の 御子ありて 陽陰和る道は 女もあらず』
ミ2文
ウケモチが 八月初日に 成る果穂 トヨクンヌシに 奉る は赤白黄の 結和幣 天中主の 纏る』15文
トコタチの 八方を恵りて 西の地 クロソノツミテ "" に当る 名も赤県の トヨクンヌ 代々治むれど』15文
クニトコタチの 八下り子 何クニサツチ 八方主と 成りてトホカミ ヱヒタメの 国に生む子は 三件の 君・臣・民ぞ』18文
トヨクンヌ 百余る子も に逝き 天並の八神 三十二神18文

  

  

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