サクナダリ

→ 語義
  

佐久那太理。
「滝のように急激に崩れ落ちるさま」の意。「セ(背・瀬)」にかかる枕詞。
「セ」 とは早川の瀬にミソギするアマテルを指す。

これはアマテルが川の瀬でミソギしていた時、滝のように激しく流れ下ったことに由来。
サクナタリ・セオリツ・ホノコとは「滝のように激しく、背が階段を降り下ったホノコ」という意。
  

滋賀県大津市大石東町、佐久奈渡 (サクナド) 神社
  

★『延喜式祝詞 大祓詞(おおはらえのことば)』 
佐久那太理(さくなだり) に落ちたぎつ速川(はやかは) の瀬に坐(ま) 瀬織津比売(せおりつひめ) と云ふ神、大海原に持ち出でなむ。如此(かく) 持ち出で往なば、荒塩(あらしほ) の塩の八百道(やおぢ) の八塩道(やしほぢ) 塩の八百会(やほあひ) に坐す速開都比売(はやあきつひめ) と云ふ神、持ち可可呑(かかの) みてむ。如此可可呑みてば、気吹戸(いぶきど) に坐す気吹戸主(いぶきどぬし) と云ふ神、根国 底之国(ねのくに そこのくに) に気吹(いぶ) き放ちてむ。如此気吹(かくいぶ) き放ちてば、根国 底之国に坐す速佐須良比売(はやさすらひめ) と云ふ神、持ち速佐須良比(さすらひ) 失ひてむ。
  

サクラウチが姫 サクナタリ セオリツホノコ 南の典侍に ワカ姫ハナコ 南の内侍6文
セオリツ姫の ミヤビには 君も階段 踏み降りて あまさかる日に 向つ姫 ついに入れます 内宮に』6文
アマテル神は サクナタリ 早川の瀬に して "ハタレ敗る" の 呪いの 種を求めて 授けます』8文
の サクナタリ "ハタレ厭ふ"の 種を得て 世 治まれど』9文
『昔ハタレを 敗らんと 禊なす時 の裳の 岩に懸かりて ひた引けば 滝落ち下る サクナダリ28文

  

  

【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】