タカノ

→ 語義
  

高野。

  1. 和歌山県貴志川上流の高野山の高野 (治曲野)。
      
    ・伊予の山からキシヰ国に渡り、高野に到ったイツナミチはここで皇軍と交戦する。
    高野のタマカワに、六ハタレマの誓いのオシデを埋める。 
    ・その後化け物が出るようになったので、イフキヌシが宮を建てて鎮める。
      
    『守議り かねて奏の 御言宣 タケミカツチに ふと環 賜えば "急ぎ 奏でん" と タカノに到る』8文
    『そのヲシテ ハタレマ 九千と 民 九万  埋むタカノの タマガワぞこれ』8文
    タカノには 化け物 出でて イフキヌシ 宮を建つれば 鎮まるに ヲシテ賜わる タカの尊8文
      
      

    和歌山県伊都郡かつらぎ町大字上天野、丹生都比売(ニウツヒメ)神社
      
      
  2. 伊勢の山田の近く。ニニキネ宮川の水を引いて田とする。 
    場所不詳。地名ではなく普通名詞としての高野。=高地
      
    山田のタカク ミヤ川の 上より井堰 堤 築き ついに高野を 田となせば 五年の内に 瑞穂成る』24文
      

      
  3. 京都府京都市左京区上高野。 高野の森 (糺の森)。 
    出雲高野(イズモタカノ)神社
    御陰(ミカゲ)神社がある。
      
    ★『近畿地方に於ける神社
    山端(やまばな) の北手に高野村といふ處がありますが、其處に出雲高野神社といふものがあつたといふことであります。今日ではそれが變りまして崇道神社といふものになつて居ります。それが出雲高野神社であるといふことを、色々神社の研究をした人が考證して居ります。又京都の北部全體を出雲路と稱して居ります

  

  

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