ヤマタ(1)

→ 語義
  

山田 (和/山手)。

イサワの山手側の地域を特にいうと思われ、現在は宇治の山田、二見の山田原に残る。
ハルナハハミチ
はここで皇軍と交戦となる。
キクミチ三兄弟の「兄ヒコ」はここに配置された模様。
  
『白・黒駒に 諸 添ひて ヤマタに到り 飛べば ハルナハハミチ 野も山も 変えて叢雲 炎吹き』8文
『告げて兄彦 ここに留め 中は山背 花山野 弟は東の アスカ野へ 狐も三つに 分け行きて 田畑の鳥を 追わしむる』8文
  

  

  

ヤマタノタカク

→ 語義
  

山田 (和/山手) の高く。
豊受神宮
のある山田ヶ原の南の高倉山(117m)ではないかと思われる。 
山田ヶ原には、宮川水系の小河川が流れている。
  

山田のタカク ミヤ川の 上より井堰 堤 築き ついに高野を 田となせば 五年の内に 瑞穂成る』24文

  

  

ヤマタ(2)

→ 語義
  

八岐。八又。八股。
八つの分岐。8つの枝分かれ。
  

六つのハタレは 八岐あり 九千司に 七十万 群れ集りて 垣破り』8文

  

ヤマタアガタ  

→ 語義
 

八岐県。 
四国の8つの枝県。
讃岐の山田郡。現在の香川県木田郡。(香川県観音寺市には伊吹島がある。)
おそらくこの時点で四国24県を阿波・伊予・土佐の3国に分割。

 
八岐県を モチタカに 賜えば阿波の イフキ守9文

  

  

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