ミツキツネ・ミツヒコ

→ 語義
 

三狐。三彦。
キクミチ
の頭の三兄弟。キクとはキツネとクツネのこと。
カダマロ
がアマテルから揚げ鼠を授かり、これを討つ。 
後にこの三兄弟は三狐・三彦と呼ばれ、カダマロ (稲荷神) の従者となり、配下の狐たちをしてウケミタマを守護するようになる。稲荷神社とキツネの関係はこれに始まる。
  

和歌山県新宮市阿須賀町、阿須賀 (アスカ) 神社の摂社、阿須賀稲荷神社
奈良県吉野郡十津川村玉置川、玉置神社の摂社、三柱 (ミハシラ) 神社 
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町浜の宮、熊野三所大神社 (クマノサンショオオミワシャ) 境内末社、三狐社
  

【三狐神】サグジ −広辞苑より−
農家で祭る田の守り神。みけつかみ。石神。
  

豊受大神宮の祭神のうちの1柱に調御倉神(ツキノミクラノカミ) があり、「宇賀能美多麻神三狐神、形尊形也、保食神是也」としている。
★『玉置山権現縁起』 http://www.mikumano.net/meguri/tamaki.html
三狐神は「天狐・地狐・人狐」で 熊野新宮の飛鳥(阿須賀)を本拠とし、その本地は極秘の口伝だということです。
  

キク三人 直ぐに狐の 影 あれば 名も三狐 三十三万 霊断ちせんを カダが乞ふ』8文
三彦が如 諸狐  ウケノミタマを 守らせよ もしも違はば 速かに 霊断ちなせよ この故に 永くに 付けるなり』8文

『告げて兄彦 ここに留め 中は山背 花山野 弟は東の アスカ野へ 狐も三つに 分け行きて 田畑の鳥を 追わしむる』8文

  

  

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