アマツキミ・アマキミ・アメノカミ

あまつきみあまきみあめのかみ
  

  1. 和つ君。
    和して照らす日月。中央政府の総帥。 =和つ日月
      
  2. 天君。
    天神が業神霊として支援する君。天神の現れ。
      
    この初は、ニニキネの『別雷の天君』。 
    次は、ホオテミの『御祖に継がふ天君』。 
    次が、ウガヤの『御祖天君』。
      
    いずれもアマテルから賜っている。
    アマテル帰天後、すなわち神武以降は「天君」は「あまつきみ(和つ君)」との意味の区別を失う。
    これがすなわち天皇(アマスベラギ) である。


しかし結局のところ、1も2も、日本全土を総括する中央政権の君であることを示す。
  

『今 ニニキネの 先神霊 クニトコタチの 業神霊 現る稜威と 考なえて ワケイカツチの 天君と 名付け賜わる』
和つ君 一より十までを つくす故 "ヒト" に和ります "キネ" と "ヒコ" "ウシ" も和りなり』4文
ワケイカツチの 天君は 深き思ひの あるにより オオシマをして アワ海の ミツホの宮を 造らしむ』25文
『昔 母君 天君に 一夜契りて 後に召す まず諮る なお好しと』25文
『受け得て後の 御幸成る 和照らす神 喜びて "御祖に継がふ 天君"と ヲシテ賜わる』26文
天君は 御機の文を 己手づから 太子に譲り』
27文
昔 陽陰の道 得る 橘の文 御祖百編を 授く 名も 御祖天君27文
天君は ツクシに御幸 ムロツより オカメに召して ウドの浜』27文
『三十万経れば 陽陰の名も ワケイカツチの 天君と 六十万治む 大御恵みぞ』28文
御孫キヨヒト また受けて ワケイカツチの 天君と 太の磐座 押し開き 逸のチワキに 治まりて』29文
『神寄りに名も カンヤマト イハワレヒコの 和君と あまねく告れて』
29文
天君の 基は御孫の 雷を 別けて治むる 大御神 褒めて御孫は 天神の 現る稜威と 賜ふ名は "別雷の 天君" と30文
天君の 位[比び] 成る 昔は御上 分け授く 今は無き故 その使 寄りて議れば』30文
斎名ヤスキネ 歳五十二 和つ日月を 受け継ぎて カヌカワミミの 天君と 高丘宮に 初暦』31文
和つ日月を 受け継ぎて タリヒコクニの 和つ君 
斎名オシヒト 位 成る 飾りを民に 拝ませて』31文
和つ日月を 受け継ぎて ヤマトフトニの 和つ君 斎名ネコヒコ』32文
『時 上鈴 五百四年一月 十四日  和つ日月を 受け継ぎて ヤマトクニクル 和つ君32文
ヰソニヱの皇子 歳五十二 和つ日月を 受け継ぎて ミマキイリヒコ 和つ君33文
斎名ヰソサチ 歳四十二 和つ日月を 受け継ぎて イクメイリヒコ 天君と 飾りを民に 拝ましむ』35文
『"上祖天君 高千穂の 峰に登りて 日の山の 朝日に辞み  向ひ 上下恵む 神となる  国の名もこれ』38文
『百七十九 万三千 続く この世見て いま日の輪内に 御座します 御孫の代々の 民 治む 日に擬えて 和君ぞ』39文
ニニキネは この心以て ほつま得て 和君となる 羨みて 仮の親子ぞ』40文

  

  

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