サキミタマ・サキタマ

→ 語義
  

幸魂 (先神霊・先霊)。
人の上位神霊。親霊。オーバーソウル。過去世の霊。守護霊。
  

■「さいたま(埼玉)」は「さきたま(先霊)」の訛ったもので、大宮 (氷川神社) の地を意味すると推測する。

  
『今 ニニキネの 先神霊 クニトコタチの 業神霊 現る稜威と 考なえて ワケイカツチの 天君と 名付け賜わる』
『海原 光 現れて "我あればこそ  汝その おおよそに成す 功ぞ"』27文
『"我は汝の 先神霊 貴霊業霊" "さて知りぬ 纏る先霊 どこに住む" "否 神住まず" "汝をば 青垣山に 住ません"』27文
『子無きが故に乱るるぞ コトシロヌシが兄弟の子の クシミカタマを請い受けて 嗣となすべし』27文
オオナムチ 殊 成す時に ミモロ神 "我あればこそ おおよその 殊 成さしむる" 先神霊 また業霊は ワニヒコぞ』
31文
『故 オオナムチ 嗣となす 三度回りて 殊 成せば 一人別れて 三人目の ワニヒコまでが ミワの神"』
31文
『代々皇の 守りとて 九月十一日 祭らしむ アタツクシネに オオミワの 姓 賜わる ワニヒコは 百九十二歳ぞ』31文
ハナヒコは 我が先神霊 知ろしめし 川間の野に オホミ社を 建てて祭らす ヒカワ神 軍器は 秩父山39文

  

  

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