こたふ  コタフ  kotafu
こたう  コタウ  kotau
こたゆ  コタユ  kotayu
ことふ  コトフ  kotofu
ことゆ  コトユ  kotoyu

  

【(言ふ・断ふ)】【答ふ・応ふ】
往き来させる。伝える。響く。返す。

『うたのかつもて わにこたふ これしきしまの わかのみちかな』ホ1
『ふたかみの ひひめみをうむ とのゐつつ とえはかなさき こたふるに』ホ3
『めかみこたえて わなにやし うましをとこに あひきとそ』ホ3
『これよりもろか なおこひて おはよりとえは うひるきと みつからこたふホ4
『もろこたゑねは あちひこか これはみそきの ふみにあり』ホ5
『ははおすて つまさるいかん こたえいふ』ホ7
『またもとおとふ こたえいふ よよのとみゆえ ことなせり』ホ7
『これのかるるや こたえねは つつかにいれて』ホ7
『そのなかに たおやめあれは これおとふ まかたちこたふホ7
『ふつぬしか てたておとえは かなさきの をきなこたゑて』ホ8
こたゑねは わらつていわく ころすなり はたれいかつて なにゆえそ』ホ8
『はるなこたえて やつかれに ねのますひとか をしえけり』ホ8
『はたれかとわく かんかみか こたえてかみの やつこなり』ホ8
『そさのみことの かんとひに あからさまにそ こたゑけり』ホ9
『かくみたひ きもにこたえて なさけより さすかにぬるる いふきかみ』ホ9
『くしきねあわの さささきに かかみのふねに のりくるお とえとこたえす』ホ9
『とえはことふる おほなむち そのこのままお ふたかみえ』ホ10
『たかきこたえて ひのきみの みやもるからす こかねはく』ホ11
『かすかこたえて これむかし あめのますひと そむくゆえ』ホ12
『かすかこたえて さにあらす たたにつくれは かれきなり みたまあれはそ』ホ12
『かすかこたゑて のこるのり むかしうひちに ひなかたけ』ホ13
こたえとく すすはまさかき ほすゑのひ としにきなかの むよろほき』ホ13
『あさひのみやに かみまつり あめのみをやに こたふなり』ホ14
『かみこころ めくみてはなに みおうるそ いせのをしゑの あめにこたゑて』ホ14
『またみほひこか みそむこお ひたすこころは みにこたえホ14
あめにこたふる をしゑなり たみかならすも これなわすれそ』ホ14
『とりもけものも つきひなし そろはつきひの うるなみそ ゆえにこたふるホ15
『ひとはもと なかここころは ひつきなり すくにまかれは あひこたえホ15
『ふつぬしこたえ わかおゐの わかひこさきに をしかにて』ホ16
『しかにこたえて かえりきき ともにのほりて なかくにの』ホ16
『またのとひ おしえのおひは わさありや こもりこたえて』ホ16
こたえてひらく たからとの うちよりいつる はふたゑは』ホ16
『みめにことはに せくくまり ぬきあしこたふホ17
『あめはいにしる はにこたふ ひとはつけしる このみつに』ホ17
『こしのひねりに つなおひく むまのこころに こたえてそ』ホ192
『たみらおそれて これつける ものぬしとえは こたえいふ』ホ21
『なんちまた たみのあらやお とかむるや うつろゐこたえホ21
『あめよりめくむ とのかみと むねにこたえて まもるゆえ』ホ23
『これやゑかきは もののへの ななりとおのか をにこたゆホ23
『ときにくしひこ おそれふし しはしこたえす』ホ23
こたえいふ かみのみまこの みゆきなす うかわかりやに みあえして』ホ24
『うすめまたとふ いつれから ゆくやこたえて われゆかん』ホ24
『またとふなんち しるやきみ いきますとこお こたえいふ』ホ24
『うみほりつちお みねにあけ やふさはかりと あにこたえホ24
『おおなめゑ みくさのうけお あにこたえ みやにをさむる』ホ24
『ままにことふる をちいわく きみなうれひそ はからんと』ホ25
こたえていなや くちいとお かえてかすはす しれはさち』ホ25
『ときにはおもち これいかん とよたまこたえ あおひはそ』ホ26
『とえはよろこひ こたえとう みほつうなつき おおゑきみ』ホ26
『あまきみひめお たつぬれは こやねこたえて ためしあり』ホ26
『ひめこたえ なにものなれは おとさんや われはかみのこ なんちはと』ホ27
『ははこのほれは みたまひて うちなおとえは ひめこたえホ27
『ともにいたれる おうちみや かすかにあいて もとおとう をきなこたえて』ホ28
『をさむるたみお このことし あめにことふる かみのなも みをやあまきみ』ホ28
『みもすその たみおなてつつ さをしかの きよきにかみは ありとこたえき』ホ28
『またもとふ いふきかみかや ときにはは たなこひめあり こたえいふ』ホ28
こたえてむかし ふたおろち ひめにうまれて きみめせは』ホ28
『さをしかやれは みここたえ くらとかわさは われしらす』ホ28
『さきにをしての こたえつら きみすみやかに みゆきなせ』ホ29
『わたのつりにて きくみふね むかふはみふね みちひくか あひとこたえて』ホ29
『ときにすへらき こたえいふ なんちかきみも まことなら しるしあらんそ』ホ29
『たきしみこ すすみこたえて にやおとめ たたにあはんと わかさめるとめ』ホ31
『なおりみたりは わかみやに とえとこたえす もにいりて もろはにまかす』ホ31
『うつしこを こたえめいなり ははならす いわくいせには』ホ32
『またこたえ あにつきひとつ はははつき しもめはほしよ これおめす』ホ32
『きみとふて かくおしゆるは たれかみそ こたえてわれは』ホ33
『すてにころしつ もしさきて あたいおとはは まつるかみ ゑんとこたえよ』ホ34
『たつぬれは むらきみうしの あたいとふ こたえてまつる かみゑんと』ホ34
『あにとをと いつれあつきそ きさきつひ あにとこたふに あつらうる』ホ35
『きさきこたえて かくしゑす ふしまろひつつ あからさま』ホ35
こたえいふ あすかもかみの みまえにて こめさためんと ともにゆく』ホ37
こたえもふさく さきのくれ こたちみつから きたれとも』ホ37
『きみいわく たれそこたえて くにつかみ やしろやふれり』ホ38
こたえいふ これなんのこと なんのいゐ それわかくには おおみをや』ホ39
『なんちよよ きみなくこよみ いつれそや こたえていせと』ホ39
『たひおそく しかれはこたえ ゆきおもく つかれねふりて くれしらす』ホ39
『ちからいとはは うたおよめ こたえてかみの みよはうた いまはちからよ』ホ39
『なつかはき ここにゐてとふ つきありや たけひこたえて』ホ39
こたえいふ かみよにもあり みをやかみ つつのをしてや』ホ39
『かけはしお のほりかすみの たのしみお くもゐにまつと ひとにこたえん』ホ40
『しらいとりきて これおはみ なるしらくもに かみのこえ こたふつつうた』ホ40
『こやねこたえて きつのなお をしえのはつと なすゆえは』ミ1
『さるたとふ むねとみなもと きつたらも こやねこたえて』ミ1
『ふたかみの ひひめみをうむ とのゐつつ とえはかなさき こたうるに』ミ3
『さるたひこ こゑおひのての ゆえとえは こやねこたえて』ミ4
『ものかたり こたうふつぬし さほしかに むかふおりふし』ミ逸

 
こつ(越つ・遣つ)」と同義語「とふ(訪ふ)たふ(回ふ)」の合成。
C: 回す・行き来させる・返す」などの意。

類語:「かたる(語る)」「むかふ(向かう)」「むくふ(報ふ)」「かえす(返す)」「うらむ(恨む)
派生語:「ことは(言葉)」「こたえ(答え)」「ことわく(応わく)」「ことわる(判る)」「ことわり

 
 

【堪ふ】
押し返す。対抗する。

『たとひなかあめ あふれても やまはしけきに もちこたえホ22

 
こつ(越す・遣す)」と同義語「とふ(訪ふ)たふ(回ふ)」の合成。
C: 回す・行き来させる・返す」などの意。

  

10/03/07

  

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