【向かう・対う】【迎ふ・邀ふ】
A: 合う/合わす。対する。付く。仕える。応対する。受け入れる。招く。
『こそよりむかふ そさのをと あまのみちねと かとてなす』ホ6 『ふつぬしもろと ゆかけして さらにむかいて やおもとむ』ホ8 『うほきみかとに いてむかふ をしかむしろに たちなから』ホ11 『ひはあめに つきはつちもる よめのみは よをとひとりに むかふひそ』ホ13 『ふつぬしむかえ とことおゑ いりますのちに ものかたり』ホ16 『ひのみたま まつこもりくの みはしらに むかひたにゐて めをまねき』ホ16 |
●進行方向。前。先。むこう。向かい。
『ひたりえやれは みきにゆく むかふえやれは まえによる』ホ17 |
「むく(向く)」と同義語「かふ(交ふ)」の合成。
ここでは「A: 合う/合わす・対する」などの意。
またそのまま名詞化。
変態:「むくふ(報う)」
類語:「こたふ(応う)」「かえす(返す)」「うらむ(恨む)」
反対語:「いなむ(辞む)」
【向かう】
D:
正の方向に離れる。「上る・詣でる・高まる・進む」
『うなつきむかふ やそつつき さほこのみやの あさひかみ』ホ9 『くににむかえは つきおけの くちよりよねの いゐかしく』ホ15 『そのにむかえは こゑかくる てこにいれきて すすなしる』ホ15 『しなとへに ふきはらふとき ちおむかひ ともにいります』ホ21 |
「むく(向く・詣く)」と同義語「かふ(上ふ)」の合成。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上る・詣でる・高まる・進む」などの意。
09/12/24
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