【此所・此処】
1.(心・身を)合せている所/時。焦点。
2.<副詞的に>
こうして。これを以って。斯く。斯くして。この時点で。
『むかしみちのく つくさねは ここにまつとて さつけまし』ホ6 『なりていさわに みやうつし ここにゐませは むかつひめ』ホ6 『いさなきは あつしれたまふ ここおもて あわちのみやに かくれます』ホ6 『ここにをさめて うむみこは いむなしつひこ たちからをかな』ホ6 『ここにはたれの ちおしほり ちかひととめて うしほあひ』ホ8 『あまつみことの おもむきお つけてあにひこ ここにとめ』ホ8 『ここにはたれか むなさわき にくるおつかむ たちからを』ホ8 『ここにこもりの みたねふみ あめつちいまた わかさるに』ホ16 『なつきちおにて ゐいろはに これくらわたと あふみなす ここもつつしみ』ホ16 『いきすもしれは いきすみや こやねとひめと ここにおき』ホ16 『ここにをはしり みちおゑて ひひにももたひ のりなるる』ホ191 『ここにみまこの ちみちより のりなれねりて あれのりも』ホ192 『ここにとをやの あまつかみ とくさたからお さつけます』ホ20 『ここにゐて たおひらかんと まつたつる なもにはりみや』ホ21 『みつとりの ほのしつめなす しきかもゐ ここにたつたの かみゐます』ホ21 『ここもたかまの はらなれは よよにちかふる のりこちに』ホ22 『あしはらに おのころおゑて ここにおり やひろのとのと なかはしら』ホ23 『めくりこえとも ををんかみ ゆるさすここに かりすまゐ』ホ24 『むかしひよみの おもいかね こよみつくりて ここにあり』ホ24 『たちからを をやのあととて ここにあり みかりのをとも こふゆえに』ホ24 『みねこしつくり こおそたつ いまここにきて まみゑなす』ホ24 『みおのちわきも たはここに これかかみなり かりみやお みつほとなつく』ホ24 『まさたねならは うむときに さけとちかひて ここにうゑ さとにかえます』ホ24 『やまうしろ のおほりつちお ここにあけ おおひのやまお うつすへし』ホ24 『こやねものぬし もろともに ここにととまり まつりきけ』ホ25 『ここにはてかみ もろあまお あかめにそえて めなしあみ』ホ25 『ここにゆるして むかひふね みやにかえりて むつみてそさる』ホ25 『きみのなも つくしのをきみ これここの あまつかみなり おまかせに』ホ25 『きみめしあけて うちきさき ここにもむよろ としおへて』ホ25 『ゆたかにこえて たみやすく ここにもむよろ としおへて』ホ25 『たたひとり つれてしはらく ここにあり つくしのたみお おもふはかりそ』ホ25 『つりふねよりそ みほさきの わにゑてここに つくことも』ホ26 『ひめははち おちいりいわす みほつひめ みゆきおくりて ここにあり』ホ26 『あまきみと きさきもろとも しのみやに おりゐてここに かみとなる』ホ27 『ふたやせに あててころしつ おもむろお ここにおさめて みこのかみ』ホ31 『にいみやこ かたきにたてて みやうつし ここにむかへる』ホ31 『もろいわふとき つのひとつ あるひとここに たたよえり』ホ34 『ゐつつひこ とみにいわくは このくにの きみはわれなり ここにおれ』ホ34 『いつもへて ややここにつく かみまつり きみここにあり』ホ34 『あにかあつらえ ここなりと きみかひるねの ひさまくら』ホ35 『ここにきよひこ かくしゑす ささくたからの たくいなり』ホ37 『ここにすへらき すすみゑす くたみのむらの かりみやに はかりていわく』ホ38 『やたおねきのに うちやふり ここにうちさる くたりこふ』ホ38 『おさいわく むかしあめみこ みかりのひ ここにみけなし』ホ38 『ここにすへらき たけうちと かたりあわせて ほつまくに』ホ39 『ここにもとひこ もろにふれ まつろはされは ころすゆえ』ホ39 『ひのかみここに みちまなふ かれひたかみそ あめのみこ』ホ39 『なつかはき ここにゐてとふ つきありや たけひこたえて』ホ39 『あしなつち ななひめまつる ためしもて かたみおここに つかとなし』ホ39 『ここにととまる はなひこは わかさきみたま しろしめし』ホ39 『みのにいつれは たけひこも こしよりかえり ここにあふ』ホ39 『おくりてちちか ゐゑにまつ いまきみここに つきおこす』ホ40 『ふつくをさめて いまここに かえれはいのち ゆふつくひ』ホ40 『そこここに なすみささきの しらとりも つひにくもゐに とひあかる』ホ40 『ここにめかみの やわしうた なさけあわせて わなにやし うましをとこに』ミ10 『ここにひるこは ゐものしに かなあやゐさせ あまねくに』ミ10 |
「こく(交く)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす」の意。
また「こ(交)」+「こ(処)」
類語:「このところ(この所)」
【(極・究・上)・九・菊】
D:
正の方向に離れるさま。「上がる・勢い付く・先行する・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」さま
● 9。高貴。究極。至高。完成。完全。中心。 =ここなし・ここな
『ここのくみとは やよいみか』ホ2 『むつのはたれは やまたあり ここちつかさに ななはかり むれあつまりて』ホ8 『ももひとつれに ゆひすへて ここちこももお つきしはり』ホ8 『すへてななます ここちみな ひとなるのりの みかかみお』ホ8 『ぬかおたまかき うちみやと これここのゑに くらふなり』ホ10 『ななはならひこ やさかひこ ここはたけふつ そはちしろ』ホ10 『これここなしの ときまちて かるるにほひも』ホ15 『なおみさのりの あちはひお ふかくまなひて ここにしるへし』ホ17 『かかなえて よにはここのよ ひにはとおかお』ホ39 『ももにひな あやめにちまき たなはたや ここくりいわひ』ミ1 『なかのくたより はこふいき くるまのうてき ここのわの ひひきてめくる』ミ6 『なかつきは おおとしつける ここのみは かさねここくり ひとよみき』ミ7 |
●軽くて先ず上った「陽」。 =魂
『ここすとのみち ををんかみ つはものぬしと ふつぬしと たけみかつちに』ホ8 『ゐちちかゑらむ たまかえし ここすとのねお むすふふみ』ホ8 『こことむすひの なにすゑて かすかとのとそ たふとませ』ホ8 |
『そのぬしは かれにとひつめ ここさとし またうらとえは ついかたる』ホ17 |
「こく(上く・高く)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・高・央・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・至る・中心にある・主導する」などの意。
また「ここ」はモトアケの中心部の「アメトコタチの九星」を意味する。九神が揃えば完璧なのである。
変態:「きく(菊)」「こく(極)」
類語:「こ(九)」「きわ(際)」「きみ(極・君)」「きり(限)」「きふ(九・究)」
派生語:「ここすと(上下・魂魄)」「ここのゑ(九重)」「ここな(究熟・菊)」「ここなし(究熟・菊)」
【呱呱】【ここ】
(猿・乳呑子・キツネ・雉など)
様々な動物や人の発す音の擬音語。
『ここさわやまの はやききす ひなくるつけの たかまには かみはかりして』ホ8 『ここさわゆくや ひめおとり むらくもたひや ほたるひの わらひあさけり』ホ8 |
変態:「こんこん」「けんけん」「きゃっきゃ」「かか」「けけ」
09/12/27
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