きわ  キワ  kiwa
きは  キハ  kiha

  

【(限・極・界・究)・際】
1.分かれ目。境目。限り。区切り。
2.限界。限度。際限。果て。極み。

『いにしえの あめつちうひの きはなきに きさしわかるる あうのめを』ホ2
『わかこつらつら みちゆかは ひつきのさかゑ あめつちと まさにきわなし
ホ11
『としすてに そふよろやちも きわあれは のちのまもりは とよけのり』ホ23
『ふりもわかれて もとたみと みつきはわかれ しわかみの』ホ24
『ときよそふすす やもゐそゑ きわとしねうと はつきよか』ホ27
『みとかみと きはとほからす とのゆかも うつはもともに すみきたる』ホ33
『そのそとは なもとこしなえ やすみきは やいろのにきて』ミ6
『あいぬあひきの なかれきは けりなおよくき ことならす』ミ10

 
きふ(離ふ/極ふ)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる・分れる・限る・発す」、また「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「行き着く・至る・満ちる・果てる」などの意。

変態:「きり(際・極・桐)」「きよ(清)」「きみ(君)」「きも(肝)
類語:
かきり(限り)」「きわめ(極め)」「はて(果て)」「おわり(終わり)」「つき(尽き)つひ(遂・終)」「みち(満ち)
派生語:「きわなし(際無し)

  

09/11/27

  

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