【出・立・照】出現。出立。発現。上昇。放射。
『あかきはひのて ひあふきの いたもてつくる あふきして』ホ1 『ことのりあれは かとてして みやつのみやに あるときに』ホ6 『やちみそき すみていとりの てくるまお つくりかつらの むかいとて』ホ4 『すえはなもひこ ほおてみの いみなうつきね』ホ24 『てりおれのあは またらゑた あひのてのあは にのたらち』ホ21 『めくりひらける ちおゑたり かとてのけゐそ かしはては』ホ27 『はるはぬるては なつあおく もみちはつよく ふゆはおつ』ホ28 |
【手・出】枝分かれ。突き出たもの。差すもの。立つもの。突出。
『いはとおなくる たちからを みてとりいたし たてまつる』ホ7 『あひともに ておうちのへて うたひまふ ちわやふるとそ たのしめは』ホ7 『とけやはなせは ふつぬしか てにとるときに ゆひやふれ』ホ8 『かみはにきてに うつつちの やれてとへらの はうちわや』ホ8 『いなたひめ これもはまんと たらちねは てなてあしなて いたむとき』ホ9 『こまよりおりて そさのをの ておひきおこす しむのより』ホ9 『とるてもいわの みかつちか とらへてなくる あしかひの』ホ10 『みてつから たまふみくさお うけたまゑ なおもおもゑよ たからもの』ホ11 『てなへおさくる きたなきも みかけはひかる かみとなる』ホ13 『みはしらお よつきみくらに みてむすひ あめのみをやお まねきこふ』ホ14 『あまいのる このてかしはゆ おとおすく やとるおなかの みことなる』ホ14 『やすやすと さくらのははの みとりこお かつてにかけて いてやうません』ホ14 『そのにむかえは こゑかくる てこにいれきて すすなしる』ホ15 『あやまりみての ししはめは ししこりちちみ そらこえて』ホ15 『ふてししは くえはいきても くさりくさ かみとなかたゑ』ホ15 『ゑゑこはたのめ をしゑとの てもともまつの しもとつゑ』ホ17 『もしのりおかす ものあれは てにはつるきお もつゆえに』ホ192 『しとなめきつな むなかひも しほてにそえて』ホ192 『なかほとお きつなにそえて くつはみの はにゆふはしお まてにもつ』ホ192 『むのをして のきよりむねに ておあわす むつきねとなす』ホ21 『まつりこと たみのいもせは をさひとは ゐやくむをさは ひとてゆひ』ホ23 『やそてへひとり あれをさと なるおおとらか ちきりまく』ホ23 『かきをみは よこまおからし もののへの ちからもるてそ』ホ24 『あやにしるして をてつから ふみおみまこに さつけます』ホ24 『やまくいも はせゆきみやの ておひけは しかまたなくる たまのみつ』ホ25 『をにふにいたり みこいたき みめみてなてて はははいま』ホ26 『あるしとふ すすなえありや かつてなし ておむなしくす』ホ28 『かきをみは よこまおからし もののふの ちからもるてそ』ホ30 『あにいかり ゆきおひいると きらんとす やゐみこてあし わななけは』ホ31 『ひるはひとてに よはかみの おおさかやまの いしはこひ』ホ34 『ひきてもの ひきてあさはき めしよせて これにひかせて もろくれは』ホ38 『みなにけちれは ときおあけ むかひいるとき おとひめは きみのておとり』ホ39 『むすふてに あさことうたふ ゐくとせか いまたかかさす このおして』ミ10 |
『ふかきこころお そゑゐれて あけたてまつる すえにをしてそ』ホ序 『みはしらお よつきみくらに ミてむすひ あめのみをやお まねきこふ』ホ14 『あめみをや アておむすひて ふくうつほ きわなくめくり』ホ18 『ウヰとウヌ アウヌむすひて あまつくり』ホ18 『ウヌアましりて ウハむすひ ウヒおくにたま』ホ18 『カてむすひ むねほゑらみて ひとまろめ あかみやにすゑ』ホ18 『シてむすひ みなもとゑらみ つきのわと しらみやにすゑ』ホ18 『ウンのての うつろゐおむま イニのての しなとはくつは』ホ18 『ひかりむち オてにくにたま のりめくる おとはほおこほ』ホ18 『ノてむすひ のかせにかわく くこはにに ひつめのあとは のらとみち』ホ18 『かのみたま こわによろこひ ウハのてお ワとアにわけて アイウエオ』ホ18 『こえのオは こわにおさまる ヲのをして』ホ18 『ふむあとの のにひとうみて のるはノて ねわによろこふ ねわはコて』ホ18 『ひとなるみちは トおもちひ そのもとはロて』ホ18 『オノコロの よつはわにあひ くにをさむ』ホ18 『ムてむすひ むろやつくりて たみおうむ のちヤてむすひ やしろなる』ホ21 『ムのをして のきよりむねに ておあわす ムつきネとなす』ホ21 『さこくしろ かみのやてより みちうけて うまれたのしむ』ホ40 『たらちをの いきひにみうく そゑうたは ひのてのかせの なるいきす』ミ10 |
『なかすねか きみのゆきより ははやてお あめにしめせは かんをして』ホ29 |
【手】(1)経糸8垂を「ひとて(1手)」とする。(2)矢二筋を1組として数える語。(1手は甲矢・乙矢の2筋)
『ゆふのはは たていとやもり をさよもは やそりひとよみ やりひとて』ホ23 『ゑみしから かそにしきとは わしのはの とかりやももて たてまつる』ホ39 『みちのくよりは きかねとを くまそやももて たてまつる』ホ39 |
【手・方・処・県・人】「かた(方)」の転。 分割したものの一。区分。区画。方位。方法。(何かを)担う者。
『もしひときたり ことわけん あわねはきたよ あふはひて』ホ1 『むかつひめより このうたお みそめおまてに たたつませ』ホ1 『ひとのおもても たのしむに みちすけのうた』ホ7 『ふつぬしか てたておとえは かなさきの をきなこたゑて』ホ8 『さすらても はたれもはなけ みつたらす かかんなすかも てたてつき』ホ8 『とこたちの やもおめくりて にしのくに くろそのつみて かにあたる』ホ15 『よこしはたみよ ふくしかき むらとはならす わたそえて』ホ17 『おうすみこして うたしむる おうすもうさく よきいてお あらはつれんと』ホ38 『このゆきおもく ふもをあり おいてもとむる』ホ39 |
【機・栲・幣・帯】「たふ(束ふ・留ふ)」から。=たえ
『なかつゑに まふつのかかみ しもにきて かけゐのらんと』ホ7 |
【至・尊・照・瓊】正の方向に離れるさま。
『やちみそき すみていとりの てくるまお つくりかつらの むかいとて』ホ4 |
【左 (右)】まて(真手) の「て」。 右あるいは左。
『たちはなひめと ほつみてし さくらねましお さきにやり』ホ39 『まちかてちかの とみふたり をとたちはなの くしとおひ』ホ39 |
【父】 =てて(父)
『さたのあれをさ あしなつち そをのてにつき やめうめと』ホ9 『ちちはちてとの をしてなり』ホ16 |
【て】接続助詞。=つつ 「つ」の連用形から。
『あめかした やわしてめくる ひつきこそ はれてあかるき たみのたらなり』ホ7 |
【で】打消しの接続助詞。「ず(打消の助動詞)」+「て(接続助詞)」の合成。
『いよのふたなの をさまらて つきよみやれは いふきあけ とのみやにたす』ホ6 『ひたりの かなさきも こたゑおしらて うかかゑは』ホ8 『あめのおそれの みのかさも ぬかてやすまん』ホ9 『あもにふる あかみのかさゆ しむのみき みちひはさまて あらふるおそれ』ホ9 『しかれとほひは くにかみに へつらいこひて まとせまて かえことあらて』ホ10 『しほかまのかみ またしらて かすかのかみに ゆえおとふ』ホ12 『ものしるとても うくめかて とのみちひきに ゐらさらんおや』ホ17 『ひともたききに きることく おしまてしむの ゐたみかな』ホ17 『これもみくさの うつわのり あらていかんそ ゑさらんや』ホ17 『はつよりも よからてわさお かえすとも ももちをしゑて おほゑすは』ホ17 『はやきはたれに おもむかて やたのかかみの あやきけは よこかおさるそ』ホ17 『いとまあらせて くにめくり よのあしはらも みつほなる かみのみうたに』ホ17 『わさとこのまて おのころの もしもうこかは よなおりお』ホ18 『なんちしれ こわおにわとす かれにわや しらてけかるや』ホ21 『ゆふぬのきぬお そめかさる これなすひとは たかやさて』ホ23 『のちのよに いやをさまれは うゑしらて おこるたのしの みつるとき』ホ23 『ひもくれて はゑはゆつりは しきもして いねもせてまつ』ホ25 『みすすのあいた しはらくも やすまてたみお たすゆえに』ホ25 『おきつとり かもおをさむる きみならて よのことことお ゑやはふせかん』ホ26 『わかやまくいか もふさくは をしかとならて こぬゆえは』ホ27 『さつさつすうた さるたみも つすにまつらて をゑにみたるさ』ホ33 『のちふりね かえてゐいりね せめいわく いくかもまたて なとおそる』ホ34 『たとひまかれと みめくみお わすらてのちの さためには』ホ35 『いきおめくまて からするは いたましひかな ふるのりも』ホ37 『まちおれと よらてゆきます ちちくやみ いままたきます きみのかみ』ホ40 『をやまとの みちはすなおに いつわらて ひとのことのは にゑにゆくなり』フをやま 『しのちりの そしりもうそと おもひくさ ものぬしならて ものやちるらん』フしちり |
11/01/16
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