【付・果・実】添うもの。付くもの。副。 =み(見・実)
『ねはきたに きさすひかしや さにさかゑ つはにしつくる』ホ1 『にわとりは かおうけなきて つあかゑす こぬかおこえは』ホ21 『あくるはる やよひにかえる たしまもり ときしくかくつ ふそよかこ』ホ37 |
【立・尽・至・遂】正の方向への離れるさま。 至り。極み。到達。 頂。尊。
『つるきとは つはきのよはひ あにつきて かれるあのつそ』ホ23 |
【西】同上。(日が)熟成する・至りに達する方向。
『きつのなとほむしさるあや』ホ1 『わかひめさとく かなさきに きつさねのなの ゆゑおこふ』ホ1 『をはきみの くにをさむれは きつをさね よもとなかなり』ホ1 『くらこひめ みおたてやまに おさむのち ははこおすてて つにおくる』ホ7 『つさおへて ねにきてすめる ねすみおは あふらにあけて いとふへし』ホ8 |
【右】「西」の意。 南を向いたとき西に当たる方角。
『またやゑかきは つにあつけ あらかみあらは よくむけて めくみやわせと』ホ11 |
【垂・沈】同上。
『おはりつしまに いたるとき むらしむかえは このことく』ホ40 |
【つ・(区分・所属)】【津・方・州・子・処・箇・個・事】=す
『しいるいさめの おそれみに かくれすみゆく すゑつみお』ホ序 『たれおまことと なしかたし かれにひとつお あけしるす』ホ序 『いさおしならは くにつかみ これそさのをの みことなり』ホ8 『みやにのほれは うちつみや きみはめくみお くににのふ みやはおなかそ』ホ13 『みけよろつなりそめのあや』ホ15 『もしもゐのみつ くみたえて みけつのさわり あらんとき』ホ22 |
【集・津・都・積・壺】合わせ。集積地。都市。中心。都。 =つほ(壺)
『わかみやに むへそたてしと あめにあけ おきつのみやに かえります』ホ4 『うつきねすせり きたのつに ゆきてをさめよ いささわけ あれはむつめよ』ホ25 |
【付・着・津・門】合わせ。付き。着き。船津。発着所。
『かわあいの くにたまわりて たにおいて むろつにかめの むかいまつ』ホ26 『かんたちは そをのふなつの ふとみみお やすにめとりて ふきねうむ』ホ27 |
【つ】=つつ 「合わす・付く・継ぐ」の意。「て(接続助詞)」と同じ。
『さかふはきりつ まつらふは ほめてもろかみ ひきいつつ』ホ10 『われみるに よしわろめてつ たのしみて ひとのなかこも ひとふたり』ホ17 『わさおおもはは くらしきて ゆきつもとりつ むそあゆみ』ホ192 『ふたやせに あててころしつ おもむろお ここにおさめて みこのかみ』ホ31 『ついにころしつ おおひこと ひこくにふくと むかわしむ』ホ34 |
【つ】同上。 断定・継続。「つる」の終止形。て-て-つ-つる-つれ-てよ。
「(〜し)たる・(〜し)てる・(〜し)とる」と同じ。
『さきにみつ あひせんつるお うほきみか とめてまねなす これいかん』ホ13 『きみゑみて なんちはみきに わかやきつ さかなにたまふ おしもめそ』ホ31 『ゑつはうつゆふ まさきくに かたちあきつの となめせる これあきつしま』ホ31 『すてにころしつ もしさきて あたいおとはは まつるかみ ゑんとこたえよ』ホ34 『にゐはりつ つくはおすきて いくよかねつる』ホ39 |
【つ・付】同上。「合わす・付く・継ぐ・足す」の意。 =と
『みこころととく ひさかたや むそよつむちの おをひるめ ふつくにうれは』ミ逸 |
【つ・為】「す(為る・使役)」の変態。
『おささすり あらさねたける これうんつ あなとるすりら ねしけます』ホ17 |
【つ】打消の助動詞。 =す(ず)
『ふたかみおもゐ はからつも ひかりおゐたく ここちして』ミ逸 『あめつちさるも とおからつ ひことにのほる とゆけかみ』ミ逸 |
【出】「出る」の終止形。
『にゐはりつ つくはおすきて いくよかねつる』ホ39 |
10/09/06
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