【(膳出)・膳・膳夫】
繁栄・幸運を開くこと。尊敬を表すこと。
●<その物実>
煮炊きした料理を出すこと/者。 御饗。祝の膳。
『めくりひらける ちおゑたり かとてのけゐそ かしはては』ホ27 『かしはてによる うさこひめ たねこかつまと ちちにとひ つくしのをしと』ホ29 『くめかやの いすきよりひめ かしはてに みけすすむれは』ホ31 『へそきねか やまといけすに みあえなす めのいかしこめ かしはてに』ホ32 『ほつみにいたる いくはむら みけすすむひに かしはてへ みさらわすれる』ホ38 『かしはてか うくはわすれり くにことは みさらおうくは ゐはもこれ』ホ38 |
●<転じて> 兵站。ロジスティクス。
『おおともたけひ したかえり ななつかはきお かしはてと』ホ39 |
「かしは(炊・膳)」+「て(出/手)」
「かしは」は「上げ・尊敬・繁栄・祝」などの意。
「て」は「たす(出す)」の名詞化。また
「担当者」 の意。
類語:「かしはてへ(膳出侍)」「かしはともへ(膳伴侍)」「みあえ(御饗)」「かとで(角出)」
10/07/17
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