【合・和・結・得・会・重】会わせ。寄せ。結い。交わり。重なり。集い。機会。
『おはひめか こゑねのくにに みはおりて たてまつるとき』ホ4 『ひさかたの ひかりあれます ういなめゑ あゆきわすきに つけまつり』ホ4 『やはやつならす ももちよろ かさぬるふしの やえかきそ』ホ23 『このこおくわに いとなせは ここりひめゑて みはささく こゑねのくにそ』ホ24 『やもとほり こゑくにのかみ をこのさと こかひゑるなり』ホ24 『としのあさ うたえそむるお とりみれは わかのうたあり』ホ25 『わかくにお うはわんやわと くさえさか たたかひあわす』ホ29 『ゆかわたな くくひとふかた おひたつね たしまちいつも うやゑにて』ホ36 『かたちはゑみつ をのはしら』ミ9 『ところたちはな ゐもかしら しむのふしゑは たるむつみ』ミ9 |
【合・和・間】同上。 合い。間。中。中間。
『ひめひとなりて おきつしま さかむゑのしま いつくしま』ホ7 |
【合・和・似・絵】同上。 合わせ。似せ。写し。コピー。
『なんちくにゑお うつすへし やまとめくりて みなゑかく』ホ6 『ものぬしは うみへおにしに めくりつつ さしゑにあらた おこさしむ』ホ24 『とりたすきとて はにゐます こもりゑになす』ホ24 『ものぬしは きたよりめくり こゑにきて かのゑおすすむ』ホ24 『ひとゑたにたり ひゑのやま そのいけみつか たのそろに』ホ24 『くにすへゑ ささくれはきみ たかくらお きのくにつこの おおむらし』ホ31 『こそふとしはる するかみや はふりはらのゑ たてまつる』ホ31 『あすそふかあさ すわはふり はらやまのゑお たてまつる きみこれおほむ』ホ32 『おなしとき しらひけのまこ あめみかけ あわうみのゑお たてまつる』ホ32 『われむかしこの ゑおみれと あてなてたかく これおすつ』ホ32 『いまやまさわの ゑあわせは わりふたあわす よきしるし』ホ32 『むらしくたりて さかおりの みやおくわしく ゑにうつし』ホ40 『ちちははらみの ゑおうつし みやこにのほり わかみやの』ホ40 |
【合・和・結・治】同上。 合わせ。寄せ。結び。治め。 =をし・をさ
『やまひあらねは なからえり すみゑのをきな これおしる』ホ1 |
【合・和・好・愛】同上。 (心に)合うさま。気に召すさま。好ましいさま。
『めはあなにえや ゑをとこと をはわなうれし ゑおとめと』ホ3 |
【餌】同上。 合わせ。寄せ。連り。誘い。
『みふねかつさえ あほのはま みさこゑはむお たみにとふ』ホ40 『ふのやまに おもひつくみの とりゑなみ みにいたつきの いるもしらすて』フふやま 『ふのつるは とみもよひなき とりゑなみ たつはなやかの ゐもやつくらん』フふつる |
【得・能・敢】(打消の語を伴って) 〜できない。
『やしまなる よろますたみも うくめきて みちならえぬも ことわりと』ホ4 『いかりひの あおたまはけは すすみゑす』ホ8 『みはのあやくさ ちよみかや もろくわんとて にてにかし たれもゑくわす』ホ32 |
【江・彫】ゑる(彫る)の名詞化。地を分けるもの。裂け目。=川・堀・濠
『かうちくさかの あうゑもろ やかたにいくさ ととのひて』ホ29 『すみえにみゆき みるおみて うちのうむみこ かゑしねの いみなみるひと』ホ31 |
【水】エの母音。水を表す。
『あいうえお うつほかせほと みつはにの ましわりなれる みなかぬし』ホ18 『あはうつほ いはかせうはほ えのみつと おのはにゐつね ましわりて』ミ10 |
【方・辺・間・場・代】区分。区画。
『いにしえの あめつちうひの きはなきに きさしわかるる あうのめを』ホ2 『ぬかおたまかき うちみやと これここのゑに くらふなり』ホ10 『そのそとは なもとこしなえ やすみきは やいろのにきて』ミ6 |
【襟・縁・方・辺・端】襟。へり。ふち。端。麓。周辺。
『よしのをのゑの ゐひかりも いわわけかみも いてむかふ』ホ29 『またみみたれも むさほりて たみおかすむる みけかわゑ』ホ38 |
『やよろとしへて ふそふすす ゐもゐゑはつに』ホ6 『つはものぬしか まさかきの かんゑはにたま』ホ7 『なかつゑに まふつのかかみ しもにきて かけゐのらんと』ホ7 『ふそゐすす こそみゑとしの さあゑなつ かくゑしほみて』ホ10 『ふそゐすす ももゑそひほに ひたかみの みくらのあとに』ホ11 『われみるすすき ちゑよたひ わかみもことし ふそよよろ』ホ15 『ふそゐすす ももゑふそやほ としさみと かしまのみやの ひとりひめ』ホ16 『むそとしの すはゑもむもに そゑたおえ むよとしちゑに つきかるる』ホ18 『ふそむすす そむゑよそひほ としきやゑ やよいかすかの』ホ20 『ふそむすす そなゑふそみほ やよはつひ きよひとみこの みことのり』ホ21 『ときふそこすす ゐものひゑ みそやきさらき ついたちと』ホ24 『ねはこねうすき くきひとり よゑゐはひとみ こしろはな』ホ24 『みそふすす こもゑふそみほ うつきはつ わけいかつちの あまきみは』ホ25 『みそむすす みそよゑみそや やよいもち わけいかつちの あまきみは』ホ26 『はらみやに ももゑあかたの もののへと ゆたかにをさむ』ホ27 『ときよそふすす やもゐそゑ きわとしねうと はつきよか』ホ27 『よそこのすすの こもそひゑ はつほきあゑの はつみかに こやねもふさく』ホ27 『あゑちゑに さくすすとなる うゑつきの ゐもにいたれは』ホ28 『なれはふたゑと きあゑより ゑとほとかそえ ひとゑむそ とゑはむもとせ』ホ28 『ひたかみの たかみむすひの うゑつきの ふそひのすすの ももゑのち』ホ28 『ときふそひすす もふそゐゑ みそひきしゑの はつひのて』ホ28 『かんつゑに やつかのつるき やたかかみ しもまかたまや』ホ38 『けむひせは たたみこおもえ くのやまの しらかしかゑお うすにさせこのこ』ホ38 『やまとたけ かつさにいれは さかきゑに かかみおかけて むかひます』ホ39 『かねてたまもの いちゐのえ』ミ逸 |
【回・輪・環・重】回り。循環。行き来。繰り返し。重ね
『ゑかひとたひの みけはこれ』ホ1 『いまみそひとは このをしゑ あめのめくりの みむそゐゑ』ホ1 『はたれみたりか さきみたれ いくゑかわりて おとろかす』ホ8 『ぬかおたまかき うちみやと これここのゑに くらふなり』ホ10 『きみここのゑの しとねおり むゑにききます みことのり』ホ11 『たははこね ふたゑめくみそ かにめてる きみはかもなし ふたもなし』ホ24 『くにくにめくり まさかきの ふたゑみゑとゑ かつてなく』ホ28 『きみたかみくら しとねこゑ あまのたねこは しとねみゑ』ホ30 『くしみかたまは しとねふゑ ひのをみうたふ みやことり みゑおりてきく』ホ30 |
【汚・穢】負の方向へ離れるさま。「おゆ(瘁ゆ)」→「おゑ(汚穢)」→「ゑ(穢)」 =お
『さらりむしさり ゑおはらひ やはりわかやき よみかえる』ホ1 『さやけをけらに とんともち ゑさるかみあり きさらきや』ミ9 |
【上・熟・大・敬・美・善・愛・笑・恵・吉・央】正の方向に離れるさま。
『しきしまのゑに ひとうまれ みそひかにかす めはみそふ』ホ1 『ふたかみは うきはしのゑに さくりうる ほこのしつくの おのころに』ホ2 『てれはうらむな あけらるも ゑもへもよらす もとむなり』ホ16 『あまつひつきお わかみやに さつけたまいて おおゑきみ しのみやにます』ホ26 『とよきもふさく みもろゑに きにむきやたひ ほこゆけし』ホ34 『このはしたては かさぬいの ゑよりみやつの まつにくも たなひきわたす』ホ36 『ゐそさきひこに きひゑひこ つきたかきひめ おとひめそ』ホ38 『はにみつの ゑにはしらたつ かみかたち』ミ7 |
『ひゑのなは うつろゐのかみ つきのなは しなとへのかみ』ホ22 『すみよろし ゑおころもらは おとおころ かたみにかわり』ホ22 『ゑはゆみやとり やまにかる とはうみにいり つりおなす』ホ25 『ともにむなしく さちあらす ゑはゆみやかえ ちおもとむ』ホ25 『とはちおとられ よしなくて にいちもとめは ゑはうけす』ホ25 『みやいかり みちなくわれお なせのろふ ゑにはおとから のほるはす』ホ25 『たなこひめ いふきとみやに うむみこの ゑはいよつひこ』ホ28 『かんやゐみこに ゆきおはせ ぬなかわみこと ゑといたる』ホ31 『ゑのなもちひと をうすみこ とのなはなひこ おうすみこ』ホ38 『ともにいさみて ひとなりは みのたけひとせ ゑはよわく とはふそちから』ホ38 『あめのみこ ちちひめとうむ みこふたり ゑはあすかみや とははらみ』ホ39 『はつにをうみの ゑとのこの ゑみこあにつき をうみたす』ミ6 『ももはかりのち とのみこと ゑにうけをさむ それよりそ』ミ6 『ねのくにの ゑひめさすらや おとさすら』ミ逸 |
【兄・上】同上。 地方の行政区画を治める1対の守の兄方。
『ゑしきかいくさ いはわれの かなめによりて みちふさく』ホ29 『われきくくまそ ゑあつかや おとせかやとて ひとのかみ』ホ38 『くまのかた おさくまつひこ ゑとおめす ゑひこはくれと おとはこす』ホ38 |
【ヱ】八元神「トホカミヱヒタメ」の「ヱの尊
(ヱ祖・ヱ神・ヱ元神)」。
(「ヱ」 は 「ト」 の兄であった)
『みなかぬしより ゑのみよに ましへりひたひ とのよにも ことふきかわり』ミ4 『はつにをうみの ゑとのこの ゑみこあにつき をうみたす』ミ6 『ももはかりのち とのみこと ゑにうけをさむ それよりそ』ミ6 『ゑにゆつるきり ひおまねき ふゆひをかえす』ミ6 『ゑのなめはねに しものなか ひうおまねけは かつめかみ』ミ7 『かくゑとの とさきのゆえは あめみをや のりしてゑかみ ふゆおもり』ミ7 『ゑはねのみつの ひとをかみ ひのみちささけ ねにかえす』ミ9 『ゑもとのかみの わかるよは ゐりまめうちて おにやらゐ』ミ9 |
10/03/15
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