とも  トモ  tomo

  

【共】【友・朋・伴・侶】【供・(品・臣)】
1.添うもの/さま。仕えるもの/さま。親しいもの。 集まり。同類。連中。仕い。
2.治める者。担う者。
3.<副詞的に> 合せて。どちらも。一緒に。 それと共に。それを以て。

『おのおのともに うたはしむ いなむしはらふ わかのましない』ホ1
もろともに くにくにめくり たみおたし』ホ4
ともにあれます みかたちの まとかのたまこ いふかしや』ホ4
『われよくしれり ともおこゑ ちからおかして ははかあけ』ホ7
『をはちちに めはははにつく みひめこも ともにくたりて ひたしませ』ホ7
あひともに ておうちのへて うたひまふ ちわやふるとそ たのしめは』ホ7
『われけかれなは ひめおゑて とも(以って)はちみんと ちかいさる』ホ7
ともにわらいて みやけあり かみよりをこせ たまはれは』ホ8
『またはたれ つくしのみたり なかくにの はなやまののに ともあつむ』ホ8
『しむのつくはえ ともなんた こまよりおりて そさのをの』ホ9
『くしきねあつく めくむのち ともにつとめて うつしくに』ホ9
ともなれはこそ おちにとふ われおなきみに あやまつは』ホ10
『ひたるのときに おもいかね わかひめともに もりそたつ』ホ11
『めとるちちひめ あひともに つねむつましく みやひなせ』ホ11
『あさひのうるお みにうけて こみやにあれは よるなみと ともにめくれと』ホ14
『みしほおあひて みそきなす とものくすひか いふかさお あめにもふさく』ホ15
『しかにこたえて かえりきき ともにのほりて なかくにの』ホ16
『よそかには もとましともに ふよろむち みもなそふにて みちきわむ』
ホ16
『のちにかとりの みやにゆき かたりてともに ひたかみに』ホ16
『またつよく ねかえはいかる とものおみ せまるおゑらみ わけかえす』ホ17
『ときすきてなる はたれとも それこころみに わさおなせ』ホ17
『くたりてともに とつきして みはしらまわり あわうたお』ホ18
『なかくにのかみ こはまんお ふせくともかみ かくやまは』ホ20
『みこはやふさの いてくるま ふそゐのはとお ゐつともの まもるみやつこ』ホ20
『ものへふそゐお ひきそふて ともひとすへて やもむそよ』
ホ20
『なかつはしらの ねおかかえ またよところの もりもかね ともにまもれよ』ホ21
『こころくるしむ そのときは ともにみたるる とりのとき』ホ21
『まるけたともに やつくりの もとはとこたち』ホ21
『しなとへに ふきはらふとき ちおむかひ ともにいります』ホ21
『おおとしかみと はにやすめ おころもともに ちかひして』ホ22
『ひとりもとれは ともおまし むれあつまりて わたかまり』ホ23
『こもりはよよの ものぬしそ ともにまもりて たみおたせ』ホ23
『のちむらくもに ゆつりおく むらくもあめの をんともに あすかにはへる』ホ24
『みかりのをとも こふゆえに むらくもめして みことのり』ホ24
とものやそかみ おそるれは みまこうすめに みことのり』ホ24
ともにむつみて ゑとかみの そのひそのたみ もることく』ホ24
『ものぬしは ともなすゆえに みそくいお そえものぬしと はらのもり』ホ25
『むめひとも ともにのほりて みつほなる あまきみをかむ』ホ25
ともにむなしく さちあらす ゑはゆみやかえ ちおもとむ』ホ25
『あまのとも あけてむれてる わかひめか まりにわかみつ くまんとす』ホ25
『すせりみやより みゆすすめ まくりとともに かにおたす』ホ26
『まつりこと こやねものぬし ともにたせ みやうちのたは みほひめと』ホ26
『かんたちお ものぬしとして はてつみと ともにみそふお をさめしむ』ホ27
『ひたしてよはひ そよすすに たらちねともに かみとなる かあひのかみそ』ホ27
ともにいたれる おうちみや かすかにあいて もとおとう をきなこたえて』ホ28
『わかひとともに あれませは いみなわかひと うふみやは はらみさかおり』ホ28
『またきさき ひろたにゆきて わかひめと ともにゐこころ まもるへし』ホ28
『ときにひめ もろかみともに むへなりと あすすにきわめ』ホ28
『はやは きみおしゐ おときみこえと あらはれて ともにさすらふ』ホ28
『はやかりおさめ もなかゆえ ともにもにいり みこしなし』ホ28
『まかるのち あまのたねこは このふみお みかさにこめて きみのともホ28
ともにもにいり よそやのち あはのあかたに おさむのち』ホ28
『たかのをきみは おとろきて つくしにくたり ともにたす』ホ29
『たけるとも ふつくきれとも なかすねか たたかいつよく あたられす』ホ29
『みしるしは きみのみにそえ みくさとも うちつのみやに をさめます』ホ30
『なおきかかみの ことつけは なおりなかとみ かみたまふ ともにつくへし』ホ30
『くにまつり みけなへもふす をもちきみ ともにたすけよ』ホ31
『きみとみともに ほらにいり かみとなること あすききて』ホ31
『おもむろお たまてにおくり ゐたりおふ ともにおさめて あきつかみかな』ホ31
『みとしはる おおみなくちと おおやくち ともにすくねと』ホ32
『なかはふり なかはわきつつ このやまと ともしつまりの このやまよこれ』ホ32
『そひやよひ もちにまたうむ ととひめは とみにみゆきや』ホ32
『みとかみと きはとほからす とのゆかも うつはもともに すみきたる』ホ33
『やましろと つまはおおさか みちわけて ともにおそふお みことのり』ホ34
『つきしることの ゆめすへし ともにゆあひし ゆめなして』ホ34
『おとうなつきて ともにゆく あにはきたちお ぬきおきて』ホ34
ともすえひとは はさまたに のこしいすしま ふとみみか またおおめとり』ホ35
『あにかつみ のかれんために われいれと ともにつみある ことおしる』ホ35
『おおはたぬしと やそともに ゐそすすはらの くさからせ』ホ36
『こたえいふ あすかもかみの みまえにて こめさためんと ともにゆく』ホ37
『あわうみの あつみのかみと すみのゑも ともにきふねの まもりかみかな』ホ37
ともにいさみて ひとなりは みのたけひとせ ゑはよわく とはふそちから』ホ38
『またあさはきも ともあつむ たかはかわまた つちおりと』ホ38
ともからの ちからつよきお あつめおく あなかちめさは いくさせん』ホ38
『おかみてきひの たけひこと おおともたけひ したかえり』ホ39
『ふるいちの おはよつともに もちきたり のほののかふり さくみはも』ホ40
『このことく ともにおほまの みやにいり みつからつくる にきてたて』ホ40
『あまてらす かみよりさつく みちのくの ふみうやまいて ともにささけつ』ミ序
『はれわたる わかひとともに あれまして』ミ逸
『くしたえとおる ひのくらい ひるめとともに あまてらす』ミ逸
『ををなむち すくなひこなも ともともに くにくにめくる』ミ逸
『われももふけの このことし ともにのほりて なかうとと』ミ逸
『あのゐさめ きみはとみあり をやはこの ともにたからの めくるなりけり』フあゐさ
『ものなわの のりはむかしの まつりこと ちなみもわさも ともにみちひく』フもなわ

 
とむ(留む・統む)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・付く・収(治)める」などの意。

変態:「そえ(添え・副)」「つれ(連れ)」「つり(連)」「とみ(臣)」「とめ(留)」「とへ(戸畔)
類語:「くみ(組)」「みた(共)
派生語:「もろとも(諸共)」「ともなんた(共涙)」「あひとも(相共)

 
 

【(留)】
合わせ。結び。つなぎ。留め。

『ほあけともつな ときはなつ つくしうましの はまにつく』ホ25

 
とむ(留む)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・結ぶ・つなぐ・留める」などの意。

  
 

【(留・止)・艫】
結び。締め。おしまい。

『しらはたお ともへにかけて わかたくひ たかはすあめの めくみえん』ホ38

 
とむ(留む・止む)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・結ぶ・締める・留める」などの意。

変態:「とめ(留め・止め)」「つめ(詰め)」「しめ(締め)」「つみ(潰み)」「つひ(終)」「とり(達り)
反対語:「へ(舳)

 
 

【とも・ども (逆接の接続詞)】
〜しながら・〜しつつ。~と同時に。

『てれはめすとも いくたひも おそれてのちは うらみなし つつしみはこれ』ホ16

 
とむ(留む)」の名詞化。
ここでは「A: 合うす・添う・連なる・匹敵する」などの意。

変態:「ても・でも」
類語:「ど」「なから(半ら・乍ら)」「つつ

  

10/01/28

  

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