みた  ミタ  mita

  

【共】
一つにまとまっているさま。一緒。一体。一組。

『とつかのつるき おれみきた さかみにかんて みたとなる』ホ7
『きよきうと かろくちりんと なかのぬと みたもひおうむ あねとなり』ミ10

 
「みた」は「みつ(
合つ・充つ・見つ)」の名詞形。
「みつ」は、ここでは「A: 合う・寄る・まとまる」などの意。

変態:「みな(皆)」「まと(和)
類語:「とも(共)」「くみ(組)
 

【共】みた −広辞苑より−
(上代東国方言) 「むた」に同じ。
万二○「弓の―さ寝か渡らむ」
【与・共】むた −広辞苑より−
名詞・代名詞に「の」または「が」を介してつき、「と共に」の意を示す古語。
万二「波の―か寄りかく寄る」。万一五「君が―行かましものを」

 
 

【三尺】
3尺。真榊の枝が60年間で伸びる長さ。
(3尺となった枝を「あゑ(熟枝)」と呼び、それ以上は伸びず新たな枝が生える)

『むそとしに みたのふゑとの ひとめくり あくるとしなる みたのあゑ』ホ28

 
み(三)」+「た(尺)

 

12/02/29

  

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