とへ  トヘ  tohe

  

【(留・統)・戸畔】
治める者。守。司。主。

しなとへに ふきはらふとき ちおむかひ ともにいります』ホ21
なくさのとへか こはむゆえ つみしてさのえ くまのむら』ホ29
『としこえて こせのほふりや そふとへと ゐのほふりらも』ホ29
きあらかとへか とおつあひ めくはしうちめ』ホ33
『あるひひかとへ わかみやに つくるわかこの このころのうた』ホ34

 
とふ(留ふ・統ふ)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・添う・仕える・治める」などの意。

変態:「とめ(留め)」「とみ(臣)」「とも(伴)」「そえ(添え)」「つみ(統み)」「つま(伴)
類語:「へ(侍)」「はふり(祝)」「さふらい(侍)」「もり(守り)」「つこ(仕)」「ものへ(物部)

 
 

【(留・留侍・留女)】
君に侍ってかしずく女。侍女。后。つぼね。

かまはたとへお きさきとし いわつくわけの みこおうむ いむなとりひこ』ホ37
かりはたとへも みをやわけ ゐいしたりひこ ゐたけわけ みたりうむなり』ホ37

 
とふ(留ふ)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす・侍る・仕える」などの意。
上記【留・統】の女版。

変態:「とめ(留女)」「とみ(臣)」「そえ(添え)」「とも(伴)」「つま(妻)
類語:「みめ(見侍)
ゐめ(傅侍)」「はへ(侍)」「ひめ(侍女)」「め(侍・姫)」「いつき(斎)」「みつき(貢)」「みつえ(見仕え)」「みつえしろ(御杖代)」「みやつかえ(宮仕え)

  

10/01/23

  

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