【(見侍)】
かしずく侍女。
『ふたかみみめお みことのり かんみむすひの やそきねか もろとはかりて』ホ6 『ますひとか たみのさしみめ つまとなす』ホ7 『もろあかた ぬしらおほみけ ささけんと いつみめかやに そのつとえ』ホ38 |
「みむ(見む)」+「め(侍・女)」の合成。
「みむ」はここでは「A:
合わす・侍る・仕える・世話する・かしずく」などの意。
類語:「ゐめ(傅侍)」「とめ(留女)」「とへ(留侍)」「はへ(侍)」「ひめ(侍女)」「め(侍・姫)」「みつえ(見仕え)」「みつき(貢)」「いつき(斎)」「みつえしろ(御杖代)」「みやつかえ(宮仕え)」「やつこ(奴)」「うましみかみ(和し厳み)」
【御女・御姫】
女・姫の尊称。
『みたねうむ みはたおこえは こもりたも みめのいろせに ならひきと』ホ16 |
【(見め・面・表・上)・見目】【(御面)】
1.見た目。顔つき。
『すえはみそふの たみめひこ もとなかすえの みくらあり』ホ14 『あなれくらわた しむねこゑ なりわみめかみ』ホ14 『あたたまる ときにとつけは こおはらみ いきすこえみめ そなえうむ』ホ14 『こつきみめこゑ そなわりて とつきくらいし』ホ16 『ひとのねこえは あなみかみ みそふのかみの みめかたち』ホ17 |
2.顔の尊称。
『をにふにいたり みこいたき みめみてなてて はははいま』ホ26 |
[1]
「みむ(見む)」の名詞化。
ここでは「A: 合う・在る・現る」などの意。
[2]
「み(御・敬・上)」+「め(面・上・表)」
変態:「おも(面・表)」「おめ(面変り)」
類語:「みるめ(見る目)」
派生語:「みめかたち(見目形)」「たみめ(外見目)」
【三陰】
3つの陰エネルギー(陰気)。
気候を決定する陽陰エネルギーの割合が「1陽:3陰」であるさま。(エネルギーの枠は合計で4つ)
「ヱ」と「カ」神が支配する季節にこの陽陰配分となる。陰暦11月中〜12月と8月中〜9月。
『ほつきなか みめにとくつき いものこの さわおいわいて』ミ7 『はつきなかより みめのとく にたこもちつき ゐもはつき』ミ9 |
類語:「ひう・ひとを
(一陽)」
関連語:「ひめ(一陰)」「ふめ(ニ陰)」「うめ(大陰)」「ふう(ニ陽)」「みう(三陽)」「うを(大陽)」
10/07/15
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