うめ  ウメ  ume

  

【宜・諾】【(熟・上・美)・梅】
1.(心に)合うさま/もの。好ましいさま。納得。合点。
2.正の方向に離れるさま。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」さま

『かみにこたえは ゆかすとも くにむけつるき くたさんと かみもうめなり』ホ29

 
うむ(和む/熟む)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす」、また「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。

変態:「うへ(宜・諾)」「うえ(宜・諾)」「むへ(宜・諾)」「うま(美)」「にや(熟)」「うん(返事)」

 
 

【(陰・泥・水埴)】
陰。水埴。女。 陰エネルギー(月の潤・夜霊波)。

『うをせのむねは ひのわなる うめのみなもと つきとなる』ミ6

 
うむ(倦む・膿む)」の名詞化。
ここでは「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・沈む・隅にある・果てる」などの意。これは陽陰の精製過程で、重く下って凝った「陰」を表す。

変態:「うひ(陰)」「め(陰・女)いも(陰・妹)」「いめ(陰・妹)」「やみ(闇)」「よみ(黄泉)」「よひ(宵)」「よる(夜)

 
 

【大陰】
4つの陰エネルギー(陰気)。
気候を決定する陽陰エネルギーの割合が「0陽:4陰」であるさま。(エネルギーの枠は合計で4個)
」神が支配する季節にこの陽陰配分となる。10月〜11月中。

『めのなめは うめのいもみつ うつきより うをおまねきて なつおつく』ミ7
『みのなめは そのめたえにて かみなつき うめしりそけて しくれなす』ミ7
『めはつねにすむ みつのかみ うつきはうめの をおまねく』ミ9

 
う(大)」+「め(陰)

関連語:「ひめ(一陰)」「ふめ(ニ陰)」「みめ(三陰)」「ひう(一陽)」「ふう(ニ陽)」「みう(三陽)」「うを(大陽)

  

10/03/08

  

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