【(寄・在・居・宜)・万】
合い。合わせ。集まり。治まり。匹敵。対。それぞれ。各。
『このときに みそふあかたの かみうたい よろとたのしむ』ホ25 『しのよろの もすみはそろの ひとめくり まなそろあみて よろのかんくら』フしよろ |
「よる(寄る)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす・集まる・治まる・匹敵する」などの意。
変態:「あひ(合)」「より(寄り)」「おり(居り・織)」「もり(守・盛)」「もろ(諸)」
派生語:「よろし(宜し)」
【宜・万・(弥・熟・喜・歓・佳・慶・嘉・選)】
正の方向に離れるさま。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」さま
『よろまろひとり そはにあり きみはよわくて みそきまれ』ホ11 『さるたして たけのいわくら おしはなち いつのちわきの よろいさき』ホ24 『いのよろの たねはよわきも なかはしら もろもつくみも いよろなるへし』フいよろ 『をによろの こころはうちの さこくしろ うつひとはかみ かみはひとなり』フをよろ 『すのよろは をけのとんとの かゆうらに のりゆみはしら うたうよろこひ』フすよろ |
●10,000。
『ふるとしふより つきみけの ひとはもよろに つきむけの ひとはふそよろ』ホ1 『いまのよは たたふよろとし いきなるる』ホ1 『ひかしのきみと みちうけて おおなゑことも まさかきの むよろにつきて』ホ4 『うゑつきは ふそひのすすの としすてに もふそよろなち ゐもふそに』ホ4 『やしまなる よろますたみも うくめきて みちならえぬも ことわりと』ホ4 『とみあやまちて よろものま ひきからしけり』ホ8 『きくつねすへて みそみよろ みたりはつつか もろかえりけり』ホ8 『こたえとく すすはまさかき ほすゑのひ としにきなかの むよろほき』ホ13 『よろのよわひの みことひこ ややちよたもつ たみもみな』ホ14 『そむよろやちの ものそひて ひとうまるとき もとつかみ』ホ14 『われみるすすき ちゑよたひ わかみもことし ふそよよろ』ホ15 『ひとのみも すかかてはみて よろほゑて かるるにほいも ここなしそ』ホ15 『ちからわさ やたのひとらの よろひきの いわおもなけて』ホ16 『ちよろととのひ ねりなれて ややゑるちみち つつのわさ』ホ191 『よろちはとおし ひととせも へさるおせめは よのはちは』ホ20 『これにより たみおさまりて むよろとし つくはのみやに うつります』ホ21 『こころゆきすく かみのよは ますよろとしの ことふきも』ホ23 『ときものきれは よつきなし たみのよわひも やよろなれ』ホ23 『けにもよれとも むかしあり よろすすもへり』ホ23 『もとせより またよろにます これすすお むすふかみなり』ホ23 『やはやつならす ももちよろ かさぬるふしの やえかきそ』ホ23 『みこおしひとも みそよろは をさめてみこの ほのあかり』ホ28 『みそよろふれは あめのなも わけいかつちの あまきみと』ホ28 『あめのなも わけいかつちの あまきみと むそよろをさむ ををんめくみそ』ホ28 『あまかみの をやにつかふる きみのなも むそよろをさめ けゐのかみ』ホ28 『うまれまかるも ひとめくり ももよろとしの ことふきも ひのひめくりそ』ミ4 |
●非常に多いさま。 ●色々。諸々。
『みやとのつくり おおやまと よろものうみて』ホ2 『すすみてる たけみかつちか そむたけの よろにすくるる ちからにも』ホ8 『ゐつなみち よろのけものに はけかかる みかつちゆけは』ホ8 『わかちから よろにすくれて いかつちも なんちもひしく なわうけよ』ホ8 『やそよろかみお つかさとり みまこおまもり たてまつれ』ホ10 『たまふよろきは なめことの ちくさよろきの なおたたす』ホ10 『いもをせは やもよろうちの わかちなく みなあめつちの のりそなふ』ホ13 『よろくにつとも うむうまぬ あれはめをとも くにつとそ』ホ13 『みうちにはへり みちおきく もろよろたみも をしらすに むれきくときに』ホ14 『やもよろくにに よろこうみ みなくはりおく ひとのはつ』ホ14 『みけよろつなりそめのあや』ホ15 『よろきみも ひとりいのちの かわりなし』ホ15 『そのきみの よろのみはたの まつりこと をさむやすみの たみはやた』ホ17 『たかまはよろの くにかたち これおのころと にこゑみて』ホ18 『かくつちかみと はにやすめ ちなみてよろの おころうむ』ホ22 『ひともこれ ひとりゆるせは よろむれて そのみちもとる』ホ23 『よろの うらかたは あふとはなると かめうらは みつわくわかぬ』ホ24 『よろのまつりお きくときは かみもくたりて うやまえは かみのみをやそ』ホ27 『またひとなると をおきれは よろのをたうの やまそはこさき』ホ28 『よろひとの みちのしるへと あるふみお よよにつたふる たけうちは』ホ38 『よろやから たけのみなとに こはむとき たけひおやりて これおめす』ホ39 『よろはたの むねみなもとは よかみとち よろはぬふかつ はたはをる』ミ1 『よろのあおはの かせかほる みやにうくれは なからゑり』ミ9 『ふたかみも くにつちよろの みちうみて きみたるかみお うまんとて』フ序 『あのよろの ほしおしつめて ありのまま すめはよろこひ ときそありける』フあよろ 『いのよろの たねはよわきも なかはしら もろもつくみも いよろなるへし』フいよろ 『ふのよろは くにうむかみの をしおして わさもよろこふ もうけなりけり』フふよろ 『へのよろは ほこのしつくと みなれくさ こふもうみへに なれやよろこふ』フへよろ 『しのよろの もすみはそろの ひとめくり まなそろあみて よろのかんくら』フしよろ 『しなわなる よろのうたかひ かになして ねかひもみつる かみのしめなわ』フしなわ |
「よる(熟る)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。
変態:「いろ(色)」「いよ(弥)」「うお(大)」「うようよ」「よよ(弥々・万)」
派生語:「よろもの(万物・万者)」「やそよろ(八十万)」「よろき(萬木)」「よろし(宜し)」
【(揺・蹌踉)】
反るさま。それるさま。ねじけ曲るさま。乱れるさま。
『またひとなると をおきれは よろのをたうの やまそはこさき』ホ28 |
「よる(揺る)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる・反る・それる・曲る・ねじける」などの意。
変態:「より(縒り)」「おろ(愚)」
10/09/18
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