【父・(精・繁・騒・聳)】
正の方向に離れるさま。 陽。男。背。 大人。主。
『しかれとちちは すすよそほ はははみそひほ あめのふし』ホ3 『やとれはあたる ちちのをゑ をのこはははの くまとなる』ホ3 『いさなみの ちちにもふして よつきこも かなとおほせは』ホ4 『ちちますひとの まつりつく しらひとこくみ このいわひ なかはさおゑて』ホ7 『あかつちか はやすふひめと きこしめし きしおとはせて ちちにこふ』ホ7 『つくしにやれは つくみおれ たなきねはとる をはちちに めはははにつく』ホ7 『をはちちにゑて はおいたけ めはははにゑて あとゐねよ』ホ7 『おおせいい みくまのやれと ちちかまま かえらねはまた かみはかり』ホ10 『わかちちさらは もろともの かえことなせは』ホ10 『かうのたくはた ちちひめと そふのつほねも そなわれは』ホ11 『ちちうほとしか ゐせみやに なけけはみうち もろめして』ホ13 『はらむしらほね ちちのなみ ははのあかちと ちなみあひ』ホ14 『ちちみかと やふさくるまの みゆきなす かみもけかれの あるやらん』ホ15 『なかくにの かすかにいたり そのちちの こことむすひに こひうけて』ホ16 『ちちのかりなみ たましまえ しはするときに ちなみあひ』ホ16 『ちちはちてとの をしてなり ちちははあめお はにあみて』ホ16 『あめよりさつく けふのおひ あめにのとりて ちちのたけ』ホ16 『ちちのめくみは いたたくあ ははのいつくし のするはに』ホ16 『ちちよろこひて はふたゑお みたけのおひと なしたまふ』ホ16 『たのおして みひかりまるの うちにゐる たりたすくのり あめとちち』ホ17 『をやかこお はらめはちたる ちちははは けにたらちねよ』ホ17 『いみなてるひこ くたさんと ちちみつからの つけふみお』ホ20 『あわうたの あはあめとちち わはははそ やはわかみなり』ホ23 『そのちちか やまとのかみと なりてのち まこにあいたく』ホ24 『ちちおとろきて つましかる かくあらんとて いたさぬお』ホ24 『ちちはみはもお のそみみて やゑのたたみお しきもうけ』ホ25 『はてかみの まねくかこしま ゆきまさす きさきはちちに これおつく』ホ25 『ちちめすときは さはかなり われはおおわに ひめはかも あとにおくれと』ホ26 『ちちにたつねは うなつきて これたけつみに たまわれは かあひのたちそ』ホ27 『みつなるときに やおさして ちちというとき やはのほる』ホ27 『こはちちもなく かみなりそ ちちかなけれは いみなせす』ホ27 『ちちのつみはも かみとなる あすすゐそとし かんなつき』ホ28 『かしはてによる うさこひめ たねこかつまと ちちにとひ つくしのをしと』ホ29 『これにめし つほねにあるお たきしみこ ふかくこかれて ちちにこふ』ホ31 『うなつきうはふ ちちかよふ あやしきとめお さとるひめ』ホ31 『うちのうむみこ かゑしねの いみなみるひと うちのちち いきしおをきみ』ホ31 『ちちかなは うしきありしと つたえきく ひしりのきみに まつらふと』ホ34 『ちきはとおそく かれとみや うちあつくいつ たみのちち』ホ36 『おしやまやりて よはしむる ちちもとひこと のほりくる』ホ37 『さけおあたたに のましむる ちちのみゑひて ふすときに』ホ38 『そのちちか よひたすときに ひめさとり のそくつつうた』ホ39 『つまみやすひめ みやこより おくりてちちか ゐゑにまつ』ホ40 『ちちははらみの ゑおうつし みやこにのほり わかみやの』ホ40 『あのねせは ことしろぬしか みほのつり ちちかすすかの みそきなすまて』フあねせ |
「ちつ(繁つ・聳つ)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。これは陽陰の精製過程で軽く上って天となった「陽」の属性を表す。
変態:「しし(父)」「しし(精・繁・騒・聳)」「てて(父)」「とと(父)」
類語:「かそ(父)」「ち(霊・血・乳)」
【乳】
正の方向に離すもの。生かし。活かし。活力・成長の素。
『ちちたてまつり ひたすれと ひとみおとちて つきひなや』ホ4 『ちちよきゆえに たみのこの やするにちちお たまわれは たちまちこゆる』ホ27 |
「ちつ(繁つ)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離す」で、「上げる・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・至らす」などの意。
類語:「ち(霊・血・乳)」「おち(御乳)」「みち(御乳)」「いゐ(飯)」「みけ(食)」「うけ(食)」
【(散々)】【(散々・繁)・千千・千箇・数千】
1.散り散りなさま。それぞれ。
2.正の方向に離れるさま。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」さま
『ほのほものかれ ちわやふる かみのめくみと ちちをかむ』ホ8 『ちちのはるあき たみおなて このやさかにの まかるたま』ホ11 『おゐゑとふたゑ ひふみあり いまわれひとり うけさると ちちにそくやむ』ホ28 『きみかみとなる ちちくやみ いまわかみやに たてまつる』ホ39 『まちおれと よらてゆきます ちちくやみ いままたきます きみのかみ』ホ40 『そらなるものは ちちきけと みのみはしらお ゆきぬけて』ミ1 |
「ちつ(散つ/繁つ)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる・分れる・散乱する」、また「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。
変態:「しじ(繁)」「さんざん(散散)」
類語:「ち(繁・千・散)」「やそ(八十)」「もも(百)」「ゐも(五百)」「やも(八百)」「ももち(百千)」「よろち(万千)」「やち(八千)」「やよろ(八万)」「やそよろ(八十万)」「やもよろ(八百万)」
10/03/05
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