【(上・高・活)】【数】【父】
正の方向に離れるさま。「上がる・勢い付く・栄る・先行する・優れる・勝る・至る」さま
●多いさま。
『はおかんかえて かそみねの かそうおいれて たおこやし』ホ25 |
●高いさま。優れるさま。上等。高級。
『かそみねにしき くにつとに かえるあらしと みまなくに これたちそめそ』ホ34 『ゑみしから かそにしきとは わしのはの とかりやももて たてまつる』ホ39 |
●上がるさま。軽く動いて上昇した陽。 男。夫。父。
『かそいろの よさしのくにお すておけは あゑうかかふ』ホ7 |
「かす(上す・活す)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・先行する・優れる・勝る・至る」などの意。これは陽陰の精製過程で軽く先に上って天となった「陽」の属性を表す。
変態:「かす(数)」「かつ(数)」「こし(越・超)」「くす(葛)」「かた(葛)」「かつ(葛)」「かと(角・才)」
類語:「ちち(父)」
10/02/10
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