【(和つ)・持つ・用つ・以つ】
A: 合う/合わす。仕う。使う。収(治)まる/収(治)める。留まる/留める。保つ。
『まちたまえ のちかえさんと もちかえり たかまにいたり もろにとふ』ホ1 『ひあふきの いたもてつくる あふきして くにもりをさむ をしゑくさ』ホ1 『こしくにの ひなるのたけの かんみやに きのみおもちて あれませは』ホ2 『たまのいわとお ひらけとて いちゐのはなの さくもちて いまこそひらく あまのとや』ホ4 『くらゐのやまの いちゐさく よになからゑて さくもつは かみのほすゑそ』ホ4 『もちてたみたす おちとおは しらやまかみそ』ホ7 『そさのをか たたゑかねてそ つるきもち ゆくをはやこか おしととめ』ホ7 『ちのりゐものり ひちにつけ ゆはすおふりて つるきもち』ホ7 『ひとなるのりの みかかみお せおりつひめの もちいてて』ホ8 『こおもてよ もしつまうます たねたえは めかけめおきて たねなせよ』ホ13 『そのひとは またたちもたす つゑうたす ひとうちころす ゆえもなし』ホ16 『けふのほそぬの おりもつて よそやそなわる みはらおひ』ホ16 『うおのめと かわるひとめの うらかかみ ひたりにもては みきにみゑ』ホ17 『こおもたは しかときくへら あらたけの まつはねしけて わたかまる』ホ17 『もしのりおかす ものあれは てにはつるきお もつゆえに』ホ192 『なかほとお きつなにそえて くつはみの はにゆふはしお まてにもつ』ホ192 『まてのはに ゆひてなかもつ あかたえと ぬきまおかぬる てるたゑや』ホ192 『たとひなかあめ あふれても やまはしけきに もちこたえ』ホ22 『せおりつひめは みかかみお もちてかすかに さつけます』ホ24 『しかはちおもち たてまつる みやうかかひて わかちそと』ホ25 『たまかさそろえ たままりも むたりにもたせ みつささく』ホ25 『ときにはおもち これいかん とよたまこたえ あおひはそ』ホ26 『まきさきは やたのかかみお ささけもち かすかにさつく』ホ27 『おおすけは やゑかきのたち ささけもち こもりにあたふ』ホ27 『なんちかすかよ のこしもの たかにもちゆき ささけよと』ホ28 『まつりのあやお みつそめて ひとつもちゆき ひよみなす ふたゑにさつけ』ホ28 『しいさほのすえ もたしめて ふねにひきいれ なおたまふ しいねつひこの』ホ29 『おとはもてなす きみとみも よしのをのゑの ゐひかりも』ホ29 『しいねつひこは みのとかさ みおもつうかし をちうはの たみのすかたて』ホ29 『みをやつくしに くたるとき をしてはもちて みかかみは』ホ30 『あめとみは わけつちみやの つるきもち あたねはかかみ もちのほる』ホ30 『あたねはかかみ あめとみは やゑかきもちて あめたねこ くしみかたまに』ホ30 『かみのしらいし もちかえり ねやにおくいし なるおとめ』ホ34 『なかたうまれの つちきみは もとにかえらん もちかえり つけよとてさる』ホ36 『かくのきよさほ かふよさほ もちきたるまに きみまかる』ホ37 『こうすきみ はたのつるきお ぬきもちて たけるかむねお さしとほす』ホ38 『ときにすへらき ほこおもち われきくゑみし むねしのき』ホ39 『やまとひめ にしきふくろと つるきもち をみこにいわく』ホ39 『たけひはさきに さかむより ゑみしのみやけ もちのほり』ホ39 『ふるいちの おはよつともに もちきたり のほののかふり さくみはも』ホ40 『おおかふとのは かむりみは みはしらもちて とみやたり』ホ40 『おしやますくね かふりみは よはきしもちて とみむたり』ホ40 『かみのとよそや わけそめて きひのいゑとみ もちならふ』ホ40 『かたちかせもつ みもとかみ』ミ9 |
変態:「まつ(待つ)」「ます(坐す)」「みす(見す)」「むす(産す)」「めす(召す)」「もす(模す)」
派生語:「もと(持・用)」「もて(以て)」「もちふ(用ふ)」「たもつ(保つ)」「もとむ(求む)」「にもつ(荷持つ)」「もてなす(持て成す)」「もてあそふ(弄ぶ)」「もつれ(縺れ)」「きさりもち(帰更り持ち)」
【(離つ・放つ・漏つ・曲つ・悖つ・捩つ)】
B: 離れる/離す。放つ。払う。発す。反る/逸らす。曲る/曲げる。
変態:「はす(発す)」「ふつ(棄つ)」
派生語:「もとる(悖る)」「もちく(捩く)」
【(戻つ・復つ)】
C: 回る/回す。行き来する/させる。還る/還す。
変態:「ゆす(揺す)」「いす(揺す)」「おつ(復つ・変若つ)」「ます(回す)」「みす(廻す)」「わつ(渡つ)」
派生語:「もと(元・本)」「もとる(戻る)」「もとおる(回る・廻る)」「もとつ(本つ)」「もとゐ(基)」「もとす(戻す)」「もとむ(回む・基む)」「もとうら(基)」「もとつく(基づく)」
【(盛つ・茂つ・望つ・全つ)】
D:
正の方向に離れる/離す。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る・化ける」
変態:「ます(増す)」「みつ(満つ)」「むす(蒸す)」「もす(燃す・茂す)」
派生語:「もち(望・餅)」「もちゐ(餅飯)」「うけもち(活茂)」「モチウコ」「しもと(笞・楚・楉)」
【没つ・歿つ】
E:
負の方向に離れる/離す。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・沈む・隅にある・果てる」
変態:「おつ(落つ)」「ふす(臥す)」「へす(減す)」「ほす(没す)」
派生語:「よもつ(黄泉)」「ぬゑあしもち(萎褪没)」「うもと(埋没)」「ふもと(麓)」「さひもち(垂没)」「みもち(惨没)」「もたふ(悶ふ)」
【(没・歿)】
負の方向に離れるさま。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」さま
「もつ(没つ・歿つ)」の名詞化。
変態:「ほつ(没・沒)」「ほつ(没)」「もす(没)」「もと(下)」「ほと(陰・没・凹)」「おと(弟・乙・劣)」「はて(果)」
10/03/03
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