【(活茂)・保食】＜人名＞
(人の生活を)高める者/神。衣食を向上させる者/神。
| 『ときにあまてる みことのり うけもちのまこ かたまろに くにみてかえれ』ホ8 『うけのみたまと うけもちも かたのかみなり』ホ8 『むかしなかくに うけもちの かみかうけなお あにこゑは』ホ15 『くにさつち うむうけもちの やよのまこ いまのかたなり』ホ15 『うけもちか はつきはつひに なるはつほ とよくんぬしに たてまつる』ホ15 『かなさきは ひおうつします ゑをやとみ かたはうけもち』ホ191 『ふのゆんは たおうけもちの ししかきや よこまおをそう ふゆんなりけり』フふゆん 『ものそのは うけもちのたの つとめおも なかとにならは うえややむらん』フもその |
「うけ(熟・活)」＋「もち(茂・全・満)」
「うけ」は「うく(熟く・活く)」の名詞化。
「もち」は「もつ(茂つ)」の名詞化。
いずれもここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離す」で、「上げる・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・勝らす・至らす」などの意。
別名：「みけもち」「かた(活・糧・荷田)」
類語：「かて(糧)」
11/07/03
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