【(合し手)・押手】【璽】
1.手を合わすこと。手を組むこと。 =たみめ(手見)・て(手)・むすふて(結ぶ手)・てかしは(手柏)
2.1を平面に押し写したもの。 文字。詞。まじない。文書。称号。証書。御言宣。法。
『ふかきこころお そゑゐれて あけたてまつる すえにをしてそ』ホ序 『こくみいふ さしめはまこと わかつまよ きみさりますの おしてあり』ホ7 『おかするも おしてのはちも ももともも』ホ7 『しむみちも ゐそらゐつなも ちおぬきて おしてにちかひ しほあひて』ホ8 『そのをして はたれまこちと たみこよろ うつむたかのの たまかわそこれ』ホ8 『いふきぬし みやおたつれは しつまるに をしてたまわる たかのかみ』ホ8 『またかなさきは すみよろし かみのをしてと みはのそをたまふ』ホ8 『しきあかた あなしうをかみ をしてそえ すゑてうつしひ かんをちそ』ホ8 『みのちりひれは かはきえて たまふをしては ひかはかみ』ホ9 『みそむたり ゆたねひたせは みことのり たまふをしては こもりかみ』ホ10 『みうちにおれは ををんかみ をしてたまわる かつてかみ』ホ10 『みはしらお よつきみくらに ミてむすひ あめのみをやお まねきこふ』ホ14 『あまのこやねと なにしあゑ たまふをしては かすかかみ』ホ14 『みそむこお ひたすこころは みにこたえ たまふをしては こもりかみ』ホ14 『ちちはチテトの をしてなり ちちははあめお はにあみて』ホ16 『タのおして みひかりまるの うちにゐる たりたすくのり あめとちち』ホ17 『うえしたかえす ラのおして つちとははのり』ホ17 『いにしかみ つくりさつくる とほこあり とはととのふる おしてなり』ホ17 『すえたみとても うえのとみ かならすをして たまふなる みうたなりけり』ホ17 『あめみをや アておむすひて ふくうつほ きわなくめくり』ホ18 『ウヰとウヌ アウヌむすひて あまつくり』ホ18 『ウヌアましりて ウハむすひ ウヒおくにたま』ホ18 『カてむすひ むねほゑらみて ひとまろめ あかみやにすゑ』ホ18 『シてむすひ みなもとゑらみ つきのわと しらみやにすゑ』ホ18 『ウンのての うつろゐおむま イニのての しなとはくつは』ホ18 『ひかりむち オてにくにたま のりめくる おとはほおこほ』ホ18 『ノてむすひ のかせにかわく くこはにに ひつめのあとは のらとみち』ホ18 『かのみたま こわによろこひ ウハのてお ワとアにわけて アイウエオ』ホ18 『こえのオは こわにおさまる ヲのをして』ホ18 『ふむあとの のにひとうみて のるはノて ねわによろこふ ねわはコて』ホ18 『ひとなるみちは トおもちひ そのもとはロて』ホ18 『オノコロの よつはわにあひ くにをさむ』ホ18 『やふるをしてお たまわれは ほとよくはらふ むつのかみ』ホ191 『わさゑたまへは みことのり ゐつのをしてお たまひけり』ホ192 『たかひこねには ふたあれの をしてたまえは こもまこも むまのきみなり』ホ192 『ムてむすひ むろやつくりて たみおうむ のちヤてむすひ やしろなる』ホ21 『ムのをして のきよりむねに ておあわす ムつきネとなす』ホ21 『とはをして ほこはさかほこ ふたかみは これおもちひて』ホ23 『これとこたちの さらのゐつ わけいかつちの あまきみと をしてたまわる』ホ24 『あまてらすかみ よろこひて みをやにつかふ あまきみと をしてたまわる』ホ26 『すへいれて もものをしての なかにあり あやしけけれは あちみえす』ホ27 『これをして とよへるはたの つつねにそなせ』ホ27 『みよのみははこ みをしてと なんちかすかよ のこしもの』ホ28 『かみのをしてと さをしかの かむりとはもは ここちりそ』ホ28 『たかくらほめて くにもりと をしてたまわる やひこかみ』ホ31 『いとおりひめお ここたへに みこなかはしの をしてもり』ホ31 『さたひこかめの おおゐめは なかはしに をしてあつかふ かりすけよ』ホ31 『これあまかみの おしてなり あさゆふなかめ かんかみて たみおをさめよ』ホ32 『かりすけとなる おはりかめ おおあまうちめ なかはしの をしてとるもり』ホ33 『みをやのさつく みくさもの くにとこたちは かんをして』ホ33 『あまてらす かみのをしてと このみくさ あまつひつきの かんたから』ホ33 『をしえうけすは ほころはせ をしてたまわり いくさたち』ホ33 『あふみつき くまそそむきて みつきせす おしてささけて みかりこふ』ホ38 『はつはかしらの ゐをしてえ めくらしつらぬ そのつきは』ホ39 『こたえいふ かみよにもあり みをやかみ つつのをしてや』ホ39 『ゆききとりゐの ふたかみと ききておのおの をしてそめけり』ミ3 『ういのめくりは あのおして あめつちわかつ かたちなり』ミ10 『ひとのういねも あにあきて くちふさきふく いきむれて』ミ10 『はなにかよひの うぬのねは もとあかのほる おしてより みつにわかれて』ミ10 『きよきうと かろくちりんと なかのぬと みたもひおうむ あねとなり』ミ10 『つきうむつちお むすふくさ うあのわおうむ』ミ10 『たまのをも あわとわかれて そとはあに なかはわとなる おしてより』ミ10 『あはいとやふれ えとなかれ わうはおとなり』ミ10 『あはうつほ いはかせうはほ えのみつと おのはにゐつね ましわりて』ミ10 『あめのやわしは それならす うゐのあわねは なりはゐお おしすくるなり』ミ10 『しかはその あうわはこゑの ゑなならん いやとよあうは ねおわけす』ミ10 『たらちをの いきひにみうく そゑうたは ひのてのかせの なるいきす』ミ10 『むすふてに あさことうたふ ゐくとせか いまたかかさす このおして』ミ10 『ひかりかかやく わかひとの をしてはみこの ゐむなのり』ミ逸 『さつくるわかの たまつみや をしてのこして かくれます』ミ逸 |
『しらやのをして たけひとに くにおしらする もものふみ たねこにゆつる』ホ27 『さきにをしての こたえつら きみすみやかに みゆきなせ』ホ29 『なかすねか きみのゆきより ははやてお あめにしめせは かんをして』ホ29 『みをやつくしに くたるとき をしてはもちて みかかみは』ホ30 『みをやつくしに ひたるとき かみのをしては たけひとに』ホ30 |
「おし(押し)」+「て(手)」
「おし・をし」は「おす(押す)」の名詞化。ここでは「A:
合わす・写す・現す」などの意。
「て」は「手」、また手を組合わせて造形した「たみめ」を意味する。
「をして」の「を」の表記は上位者への尊敬を表す。
関連語:「かんへ(守部)」
09/11/29
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