住み寄ろし。住み寄し。
住まい。居住。居住空間。
『住み寄ろし 兄オコロ守らば 弟オコロ 片身に代り ひめもすに 宮の大殿の 暗所 中つ柱の 根に住みて』22文
『ヤマサの神と 諸共に 弥々の竈を 守らしむべし 誓ひには 身柱立てよ』22文
『これ住み寄しの いかすりを ヲコヌの尊の 説く法と 祭の文に 申して申す』ミ8文
「ツキスミを寄す (合す・治む) 者」の意。 =スミヱ・スミノヱ
住吉尊 (州寄ろし尊)。 =カナサキカヌナカワミミ(綏靖天皇)の時、タネコは豊の国でカセフの纏りにより凶作を防ぐが、この時に現地では、産土としてスミヨシ神、中臣とモノヌシの直り神を祭り、この地を
"直りの県"
と改名する。また宇佐には慈愛の三女神を祭った。
『それより民の ウブスナと 祭るスミヨシ モノヌシと 中臣合わせ 直り神 宇佐に慈愛の 三女神や』31文
景行のアオクモ・シラクモ・ウチサル・ヤタ・クニマロ討伐の折、カシハヲの石に天皇が祈ったところ飛び上がる。討伐後、勝利を感謝して新たに社を建ててスミヨロシを祭る。
大分県大野郡朝地町志賀、若宮八幡社
(ワカミヤハチマンシャ)
『その始め 活栄の石 長さ六尺 幅三尺
厚さ 一尺五寸 皇
祈り 跳び上がる』38文
『故
スミヨロシ 直り神 両羽の社 新に建て これ祭らしむ 返詣で』38文
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