釜。竈。 =ミカマ・ミカマド
1.「高める・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・勝らす・至らす」
こと/もの。
2.(1より) 煮炊きする道具/所。 転じて人の日々の生活(衣食住)
に密着した物事。
『背は汚るる ニステ竈 女は隠さるる ツクマ鍋』13文
『住み寄ろし 兄オコロ守らば 弟オコロ 片身に代り ひめもすに 宮の大殿の 暗所 中つ柱の 根に住みて』22文
『ヤマサの神と 諸共に 弥々の竈を 守らしむべし 誓ひには 身柱立てよ』22文
竈尊。
「世を栄す(来世を高める)尊」の意。
妹背の道を守りつつ諸国を巡って、「始め終りの慎まやか」の道を教えたオキツヒコに、アマテルが賜った名。
またマフツの鏡に「汚れたニステ竈」が映しだされたオキツヒコが、大きく成長したことを喜び褒めた名。
滋賀県大津市坂本、日吉大社末社、竃殿
(カマドノ) 社
【竈の神】かまどかみ・かまのかみ・かまがみ −広辞苑より−
かまどを守護する神。奥津日子命(おきつひこのみこと)・奥津比売命(おきつひめのみこと)を祀る。のち仏説を混じて三宝荒神(さんぼうこうじん)ともいう。
■今日では「竈守」もまた「竈のヱト守神」と混合している。オキツヒコは「炊事」には関係していない。
『背は汚るる ニステ竈 女は隠さるる ツクマ鍋』13文
『'世を栄ふる 始め終りの 慎まやか' 道
教ゆれば 大御神 褒めて賜はる 竈尊』13文
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