付離。付罷。
「付く」と「離る」。 =ツクバ
寄ったり離れたりすること。和合と別離。親疎。
合と離を繰り返しながら物事が次第にしっくり落ち着いて治まるさま。
これは陰と陽の相互作用そのもの。陰と陽は互いに引き合って合体する宿命にあるが、陽のストレートなアプローチ「攻め」に対して、陰はいったん「退き」の反応をとる。その後も陰は「付かず離れず」の態度で衝突を避け、ゆっくりと距離を縮めていき最終的に合体融合する。
『手鍋をさくる 汚きも 磨けば光る 尊となる 国守・民の 諭しにも 付離なさせる 妹背の道』13文
筑摩鍋 (付離鍋)。
オキツヒコに夫婦問題が生じた時に、イセ宮でマフツ鏡に写したところ、オキツヒコは「ニステ竈」が、妻は隠される「ツクマ鍋」が映し出された。
滋賀県坂田郡米原町、筑摩 (ツクマ)
神社
★『筑摩神社の祭事』女性が、関係した男性の数だけ鍋をかぶせられた。女性の不貞を戒めるものだったという。
『背は汚るる ニステ竈 女は隠さるる ツクマ鍋 我が顔映も あえ見えず 甚恥づかしく あめに悔ふ』13文
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