【(着分・付離)・筑摩】
付くことと離れること。和合と別離。親疎。 =陽陰和る道・妹背の道
『をせはけかるる にすてかま めはかくさるる つくまなへ』ホ13 『くにもりたみの さとしにも つくまなさせる いせのみち』ホ13 |
「つく(付く・着く)」+「くむ(分む)」の名詞化の短縮。
「くむ」は「くまる(分る)」の母動詞。
陰と陽は互いに引き合って合体する宿命にあるが、陽のストレートなアプローチ「攻め」に対して、陰はいったん「退き」の反応をとる。その後も陰は「付かず離れず」の態度で衝突を避け、ゆっくりと距離を縮めていき最終的に合体融合する。 |
変態:「つくは(付離・筑波)」「つくも」
類語:「あふはなる(合う離る)」「なるはなる(和る離る)」「あふうす(会う失す)」「つくはなる(付く離る)」「いみといひ(忌みと結ひ)」「みひき(水引)」「にこころ(和心)」
関連語:「あめのみち(和の道)」「あめなるみち(陽陰和る道)」「いせのみち(妹背の道)」「ひつきのみち(日月の道)」「かみのみち(上下の道)」
10/06/12
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