【(尽極)・九十九】
至り。到達。完成。極まり。果て。終わり。
● 99。(極まりの数) =ここ
●<地名> 九十九。(陸の極まり)
『かんふさの つくもにつきて かとりみや かんことのれは』ホ20 『つくもより いつのみさきに ほおあけて おきはしるめは』ホ20 |
● 連歌の第5織の織詰、即ち第99句。 大詰。
こそこ(九十九)に引き出される。
『よのつめなそこ つすふつめ ゐのつめこそこ つすつくも』ホ39 |
「つくむ(尽極む)」の名詞化。
「つくむ」は「つく(尽く)」と同義語「くむ(極む/朽む)」の合成。
ここでは「行き着く・至る・極まる・果てる」などの意。
連歌においては「はな」が「発生・起り・基礎」などの意を持つのに対し、「さつめ」は「発展」、「ふつめ」は「熟成」、「つくも」は「至り・完成」などの意を持つのではないかと思う。
変態:「つくま(尽極)」
関連語:「つす」「はな」「さつめ」「ふつめ」
10/02/13
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