竈。 =カマ・カマド
1.正の方向に離すこと/もの/所。 加熱(設備)。煮炊き。台所。
2.転じて、人の生活(衣食住)に密着した物事。
『陽陰の神 ヤマサを生みて 竈守り 穢神潰は 埴
清きて 祭る社造り 鬼霊退し』21文
『竈の 神の火水の 瑞の根は ニハリの宮の 渡座に 陽陰の御孫の 御言宣』22文
『もしも火穢れ あらん時 カグツチの神 現れば たとえお猛の かくや
あれ』22文
『新に火打の 改めて 清き愛宕と 繁み選り 竈
清く 守るべし』22文
『炊火も清く 水 清く 竈
清く みな清く 火水の瑞の 宝斧 荒み無ければ 潔く』22文
竈の神。竈の祝ぎの神。
生活(衣食住)を高める神霊。 室十一神
と ヤマサ神
『竈の 神の火水の 瑞の根は ニハリの宮の 渡座に 陽陰の御孫の 御言宣』22文
『竈の祝ぎの その神は 天地開け 初む時に』22文
『クニトコタチの 神孕み 老ふ日の御名の 東西央南北 五座の神の 生り出てて』22文
竈の干支守神。
ヱト(干支)を構成する「キ・ツ・ヲ・サ・ネ」+「ア・ミ・ヤ・シ・ナ・ウ」の11神。
ウマシアシガイヒコチ神、地の十一神、室十一神、五臓六腑、日夜見神、田畑神、年宣り神、などとも言う。
トホカミヱヒタメの天元神がが天つ政(寿命など人智の及ばぬ事の治め)を担うに対して、この十一神はヤマサをして方位・暦・腹腑・命・御食などの地つ政
(人の日々の生活の治め) を担うので、「竈」と呼ばれる。
■今日では「竈のヱト守神」は「竈守」のオキツヒコと混合している。オキツヒコは「炊事」には関係していない。
『地つ纏りは 東西央南北 室十一神の 守らせき この故
日々の 竈の ヱト守神と 称えますなり』22文
『後 十一の君 キツヲサネ アミヤシナウも 天に帰り サコクシロにて 御言宣 皆
星となす』ミ6文
『この神は 腹腑・命 御食を守る ウマシアシカイヒコヂ神 故 天ミコト 地のミコト』ミ6文
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