ハジメオワリノツツマヤカ

→ はしめおわりつつまやか
  

始め終りの慎まやか。
終始一貫、陽陰/上下の極端に振れず中程に収まるさま。つねに中庸であるさま。

人は陽陰 (日月) を起源とする魂と魄を結んで世に生まれ、終われば陽陰に還る。人生を終えた時に貪欲な心が無く、魂・魄が直ぐならば、再び世に人間として生れ代わることができるが、欲に曲がっているとそれができない。よって過度な偏り・逸脱を避け、中庸に生きるべきという意。つまり「清かの道」に同じ。

 

不思議なことだが【始終】という言葉には「結末」「行く末」という意味がある。

『'世を栄ふる 始め終りの 慎まやか' 道 教ゆれば 大御神 褒めて賜はる 竈尊13文

  

  

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