カシハオ

→ 語義
　　

嘉祥。

 【嘉祥】かしょう　　(広辞苑)
　よろこばしいことの前触れ。めでたいしるし。瑞祥。
　　

★『書紀』柏峡(かしわお) の大野に泊る。
★『豊後風土記』蹶石野(くゑいしの)在、柏原郷之中。

カシハオノイシ

→ 語義

　　
嘉祥の石。
長さ六尺、幅三尺、厚さ一尺五寸。
土蜘蛛 (アオクモ・シラクモ・ウチサル・ヤタ・クニマロ) と戦うに先立って、天皇が巨石に祈ったところ、巨石は跳び上がった。よって土蜘蛛を討ち治めた後、戦勝に感謝してスミヨロシ (志賀若宮八幡)、直り中臣 (直入中臣神社)、直り物主 (籾山八幡) の三宮の社を新に建てて祭らせる。
　　

『その始め　嘉祥の石　長さ六尺　幅三尺 厚さ　一尺五寸　皇 祈り　飛び上がる』38文
『故 スミヨロシ　直り神　両羽の社　新に建て　これ祭らしむ　返詣で』38文

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