【取り・採り・捕り・執り・撮り】
| 『ひよみのとりの かおつくる きつおかなねの とつきして』ホ22 『かくやまの みねのはにとり かえことは みよのうらかた』ホ29 『みたひうやまひ みなうくる やまとひつきの みやことりかな』ホ30 『たえまくに のみにたまわり いえはつま つきなしのみは ゆみとりそこれ』ホ35 『みこもてあそひ ものいえは ゆかわおほめて とりとりへ かはねたまわる』ホ36 『おもきひきてに めしいれて ひまおうかかひ とりこにす』ホ38 |
「とる(採る・捕る・執る・撮る)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・得る・収(治)める・連ねる」などの意。
【(回り・踊り・連り)】
回り。回し。循環。繰り返し。行き来。
| 『またやますみの めとうまれ いもとおねたむ つみのとり』ホ28 |
「とる(回る・連る)」の名詞化。
ここでは「C:
回る・還る・繰り返す・往き来する」などの意。
【鳥・(躍・踊)】
１．行き来する/させるさま。回すさま。バタバタするさま。
２．正の方向に離れるさま。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」さま
●飛んだり跳ねたりするもの。バタバタするもの。
| 『とつきとは めのにわなふり をゆれなく をとりなきさる』ホ3 『またあるひ をとりよそおふ めかしりて あひましわれは』ホ3 『あめよりそ とりにつけしむ とつきのり』ホ3 『うらなひて つきかつらきの いとりやま』ホ4 『しまつとりのう おきつとり かもとふねなり』ホ5 『まつれはくろき とりむれて からすとなつく』ホ6 『ひよとりくさの ことくなり みつからやまに ひきのほる』ホ8 『きつねもみつに わけゆきて たはたのとりお おわしむる』ホ8 『うつしくに やめるおいやし とりけもの ほおむしはらひ ふゆおなす』ホ9 『かわかりきさりもち にわとりはきし すすめいゐ はとはものまさ』ホ10 『たとえはたしむ からしむし うおとりけもの あいもとむ』ホ13 『うつほかせ ほみつのよつか なるとりの ほかつはおよく』ホ15 『うろこいお つきなりとりは ほかかちて ほとんとまかる』ホ15 『とりししに さむさしのくと こふゆえに なおあらためて』ホ15 『みつとりお くえはふそひか すすなゑよ』ホ15 『よのとりけもの いましめと あまねくふれし』ホ15 『とりもけものも つきひなし そろはつきひの うるなみそ ゆえにこたふる』ホ15 『かすそなわれと つねあらす もろとりみれは そゐにさけ』ホ16 『かもにていたる いかるかの みねよりとりの しらにはに』ホ20 『つねにまもりて とりおかふ たみのからかれ あらしなと』ホ21 『こころくるしむ そのときは ともにみたるる とりのとき』ホ21 『とりよりさきに しるかみの しまはとりゐそ』ホ21 『これかみの みこにをしゑて いたわりお しらねはかみは とりゐぬそ』ホ21 『しきはたのとり とはうしほ なるとのひひき うしほなる』ホ21 『かのとりの かたちはやたみ くひはきみ かかみはたはね つるきかは』ホ24 『このしろいけの みやことり らはななくれは たはむれる』ホ24 『とりたすきとて はにゐます こもりゑになす』ホ24 『ふねはいにしゑ しまつひこ くちきにのれる うのとりの』ホ27 『あめとみに かもおうつさせ みをやかみ まつるはりはら とりみやま』ホ30 『きみよろこひて たれかこの とりとりゑんや ゆかわたな とみこれとらん』ホ36 『みこもてあそひ ものいえは ゆかわおほめて とりとりへ かはねたまわる』ホ36 『とりあわせたちはなのあや』ホ37 『いぬとりはむお きこしめし あわれにおほす みことのり』ホ37 『おほかみに みてくらおさめ かもすみか にいとのまえに とりけあふ』ホ37 『きみたのしめは わらんへか いろよきとりお ほめいわく いよかまはたよ』ホ37 『そこここに なすみささきの しらとりも つひにくもゐに とひあかる』ホ40 『とこよいのくち やまかけの すくなみかみの たけかふに とりのついはむ』ミ2 『ふちりとは たからうつらの ぬくめとり むくいくはらは たみもちるらし』フふちり 『ふのつるは とみもよひなき とりゑなみ たつはなやかの ゐもやつくらん』フふつる |
●飛んだり跳ねたりするさま。バタバタするさま。 ＝おとり(踊り)
| 『もろかみは いはとのまえに かしまとり これそとこよの なかさきや』ホ7 『むまのあしとり いきすあひ あわすかなめの のりのりそ』ホ191 |
「とる(回る/疾る)」の名詞化。
ここでは「C:
行き来する/させる・回る/回す」、また「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。
変態：「とひ(跳び)」「とみ(頓)」「とに(頓)」
独り言：「とう(舞踏)」「ちょう(鳥・跳)」
【(逹り・至り・到り)】
至り。果て。到達。終着点。最終。ゴール。
| 『かもにていたる いかるかの みねよりとりの しらにはに』ホ20 |
「とる(逹る・至る)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・高・央・前・熟・明・沸)に離れる」で、「達する・行き着く・至る」などの意。
使用例：「とりを務める」
類語：「しめ(締め・閉め)」「をさめ(納め)」
10/03/25
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