【積み・集み・(統み)】
合わせ。まとめ。集め。治め。統べ。統治者。
『そことなか かみわたつみの みかみうむ これむなかたに まつらしむ』ホ5 『みほひこのつま すゑつみか いくたまよりめ そやこうむ』ホ10 『みきはををやま かくつみの ときしくかくの いわひうた』ホ14 『とこたちの やもおめくりて にしのくに くろそのつみて かにあたる』ホ15 『まこかなす いとうけすてめ あかかたに くろそのつみと うむみこお』ホ24 『とよつみひこと とよたまめ たけつみひこと おとたまめ』ホ25 『たきこひめ かくやまつみの つまとなり かこやまうみて』ホ28 『つくねおあはす そのすゑは あしつみかわの しまつひこ』ミ10 |
「つむ(詰む・統む・積む)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・治める・集める」などの意。
変態:「つほ(壺)」「とみ(臣)」「すみ(統み)」「すめ(統め・皇)」「すへ(統べ)」「しめ(締)」「たま(治)」
派生語:「おおやまつみ(大山祗)」「わたつみ(綿津見)」「すゑつみ(陶津耳命)」
【詰み・(終・遂・尽)】
結び。納め。結末。終り。
『おそわれの しのひかたくて わきまえす まかるのつみも おそわれそ』ホ13 『あかねほのほに つみすとも まろかねはめと けかれゑす かくいいかえる』ホ20 『あめにわたれは みおからす まかるのつみは ものぬしの みことおうけよ』ホ23 『これつみひとの しいととむ ゑやみなすゆえ』ホ33 |
「つむ(詰む)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・結ぶ・納める」などの意。
変態:「つめ(詰め)」「しめ(締め・閉め)」「すみ(澄み・済み)」「つい(終・遂)」
【罪・(潰・沈・費・弊)】
1.反り。それ。外れ。曲がり。歪み。
2.負の方向に離れるさま。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」さま
3.負の方向に離すさま。「下げる・勢いを失わす・劣らす・縮小する・静める・隅に置く・果てさす」さま
『えひゆるく くしはつけよし もものなお おふかんつみや』ホ5 『ははこおすてて つにおくる こくみははこお おかすつみ』ホ7 『けものにおとる つみひとそ さしめささくる ゆかりにて』ホ7 『そのわさに うめるたからお たたこひて くらふいぬこそ あのつみよ』ホ13 『つみとかの たたしもとほき あめとつち ととかぬことお おもふなり』ホ17 『つみあらはれて ほろふとき なすことなくて かなしきは』ホ17 『このみつに つけあらはれて ををやけの つみまぬかるる ところなし』ホ17 『ときにゑむ はるなむはたれ さきのつみ ゆりてもとけぬ おのかむね』ホ17 『まうらふとまに あきにとる こちにひもとけ つみのかる』ホ20 『みちさまたけは めしとりて たたしあかして つみおうつ』ホ23 『たたせはころす つみなるお さおゑてのかる またのかに』ホ23 『わかこても をやかきるなよ わかこさす つみもやそくら』ホ23 『ままこさす つみふもなそか いもいさす つみふもなそか』ホ23 『つみあるものお かれといふ なきはいきなり』ホ23 『もしもつかさの おこりにて たみおからせは つみおおし』ホ23 『またやますみの めとうまれ いもとおねたむ つみのとり』ホ28 『さかみおもれは つみきえて またひとなると をおきれは』ホ28 『いなむとこなき あめのつみ おのかくるりに まかるなり』ホ29 『ことのりに たしかたしかれ つとにおき つみかみにこふ』ホ33 『つみはらわんと あらためて かみおうやまひ をしえたれ』ホ34 『あにかつみ のかれんために われいれと ともにつみある ことおしる』ホ35 『そのつみつもり いくらそや ぬけみちありや わかきみは かみならすやと』ホ39 『これとけす つみにおつるお いふきかみ ひきてかみとす』ホ40 『あきにとは こちにひもとけ つみのかる つくみこころの はるそきにける』フあきに |
「つむ(摘む/潰む)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる/離す・そる/そらす・曲る/曲げる」、また「E:
負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる/離す」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。
変態:「つい(費・弊・潰)」「すみ(隅)」「すゑ(末)」「しも(下)」「つま(端・爪)」「つめ(爪)」
類語:「とか(咎)」「さか(逆)」「つき(尽き)」「ころ(転)」「かれ(枯)」「くれ(暮)」「くま(隈)」「くも(雲)」
10/01/05
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