【頃・比】
分割。区切り。区分。区画。時限。
『まさかきの うゑつきゐもに みつるころ よつきのをかみ』ホ2 『このころきみは はらみやま のほりていわく』ホ4 『おこないちかに なるころは しらはきそみて さくらいろ』ホ4 『うつきみつれは みとりつす さつきさのころ ひとめくり』ホ14 『めははやく をはつつまれて はなのころ たましまかとに いゑりなす』ホ14 |
「こる(離る・樵る)」の名詞化。
ここでは「B: 離す・分ける・限る・区切る」などの意。
変態:「きり(限)」「きわ(際)」「けり」
類語:「とこ(所)」「とき(時)」
派生語:「ところ(所)」
【(凝)・塊】
凝り固まったもの。凝縮。結晶。塊。
「こる(凝る)」の名詞化。
変態:「くれ(塊)」
【転・(暮・暗・玄・枯・殺・懲)】
負の方向に離れる/離すさま。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・沈む・隅にある・果てる」さま
『うけすてめ ころひんきみと ちなみあい くろそのつもる みこうみて』ホ15 『にしのははかみ またきたり ころやまもとは おろかにて』ホ15 |
「こる(懲る・転る)」の名詞化。
ここでは「E:
負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる/離す」で、「下げる・勢いを失わす・劣らす・縮小する・沈める・隅に置く・果てさす」などの意。
変態:「こり(懲り・転)」「かれ(枯)」「くれ(暮)」「くら(暗)」「くろ(玄・黒)」「くま(隈)」「くも(雲)」
派生語:「ころひ(転日)」
【(転・心)】
1.回し。回転。改め。
2.還る所。回帰する所。ホーム。中心。源泉。
「こる(転る・回る)」の名詞化。
ここでは「C:
回る/回す・還る/還す・回帰する」などの意。
11/01/03
【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】