【座・位】【鞍】【(刳・方)】
1.(身を合わす)場所・位置。 相応な位置・地位・状況。 比較。
2.分け。区分。区画。 (360度・地を)分割したもの。 =かた(方)
『くらゐのやまの いちゐさく よになからゑて さくもつは かみのほすゑそ』ホ4 『おけらおにはひ ささゆはな かんくらのとの かんかかり』ホ7 『ちわやふるとそ たのしめは これかんくらに あまてらす ををんかみなり』ホ7 『ゐすことは ゐくらにひひく ねおわけて わのあはうたお をしゆれは』ホ9 『こもりみて つるきおおかみ いたたけは みかつちえみて くらなして』ホ16 |
「くる(交る・比る/離る)」の名詞化。
ここでは「A:
合わす・比べる・匹敵する」、また裏を返して「B:
離す・分 ける・限る」などの意。
関連語:「くらふ(比ぶ)」「くらゐ(位)」
派生語:「ゐくら(五座・五方)」
【蔵・倉】
時間/空間。(何かを)収める場/器。
『たねふくろ つちはつちかふ をんたから うゑたすかても くらに
みつ』ホ9 『たからあつめて くらにみつ ちりやあくたの ことくなり』ホ13 『なかすねひこは そのくらお ひそかにあけて うつしとる』ホ28 『くらとみつけ て これおつく たねこおとろき きみにつく』ホ28 『みかつちの ふつのみたまお くらにおく これたてまつれ あひあひ と』ホ29 |
「くる(梱る・交る/離る)」の名詞化。
ここでは「A:
合わす・収める・囲う」、裏を返して「B:
離す・分 ける・限る・画す」などの意。
変態:「から
(殻)」「くり (栗)」「こうら (甲羅)」「こうり(梱/郡)」「きり(限)」「かゐ(殻・貝・卵)」
「かめ(亀)」
類語:「からた(体)」「かき(牡蠣・垣)」
【臓・(凝・塊)】
凝り固まったもの。かたまり。
『おのつとこゑも あきらかに ゐくらむわたを ね
こゑわけ』ホ1 『ゐすことは ゐくらにひひく ねおわけて わのあはうたお をしゆれは』ホ9 『あなれくらわた しむねこゑ なりわみめかみ』ホ14 『ふつきくらむら はつきわた なかつきはみめ しむよそへ』ホ14 『ねのむくら わたるみやひか ものおしる なさけなかこに かよえると』ホ17 |
「くる(交る・凝る)」の名詞化。
ここでは「A:
合う/合わす・凝る」などの意。
変態:「こり(凝り)」「ころ(塊)」「くれ(塊)」
派生語:「ゐくら(五臓)」
【(回・転)・座・位】
回転。循環。繰り返し。回。度。
『とよけみつから みそきして やちくらちきり ぬきんつる
いつち』ホ4 『さかみれは きみおわするる ももくらと ははもふそくら』ホ7 『ひめないかしろ ゐそくらと すへてみもなそ』ホ7 『しかるのち たかまにはかり そさのをの とかはちくらの みきたかれ』ホ7 『ほつまきみ かつらきやまの やちくらの みそきもみちて』ミ逸 |
「くる(回る・転る)」の名詞化。
ここでは「C:
回る/回す・行き来する/させる」などの意。
変態:「ころ(転)」「くる(転)」「かひ(還い・替・回)」「こゑ(還)」「かひ(梭)」
類語:「たひ(度)」
【暗】
負の方向へ離れるさま。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」さま
『はたれまの たからあつめて すゑきゆる これすすくらそ』ホ13 『さのきより あかつきのあは にのたから くらやめのあは かにやめる』ホ21 『まつくらの あは かのうれひ ひるのひのあは ににみつる』ホ21 |
「くる(暮る)」の名詞化。
ここでは「E:
負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「落ちる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・果てる」などの意。
変態:「くろ(黒)」「くれ(暮)」「かれ(枯)」「くま(隈)」
派生語:「くらし(暗し)」「くらやめ(暗闇)」
10/03/20
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