【瓶・甕】【亀】
囲むもの。限るもの。垣。殻。 (何かを)収めるもの。入れ物。
『あらためかえて ひとふるに みかめもきよく まもるへし』ホ22 |
●殻に収まるさま。亀。
『にわにすむつる ちよみくさ そそきねおはむ いけのかめ はおはむ』ホ24 『よろの うらかたは あふとはなると かめうらは みつわくわかぬ』ホ24 『ほことりいのり おほかめお つけはなるいし これしるし うちのかめいし』ホ37 『しのむくは かめもひつきも ちよにめの かかやくはなの ころやむくらん』フしむく |
『あまきみは にしのみやより かめにのり つくしうましの うとにつき』ホ25 『しかふねとえは わにかいふ おおかめならは つきこえん』ホ26 『かわあいの くにたまわりて たにおいて むろつにかめの むかいまつ』ホ26 『かめにのりゆく かこしまや そをたかちほの ひにいなむ』ホ26 『まこのしか ほわになすなよ かなさきは おかめおつくる そのまこの』ホ27 |
「かむ(交む/離む)」の名詞形。
ここでは「A: 合わす・収める・覆う・囲む」、裏を返して「B:
離す・分ける・区切る」などの意。
変態:「から(殻)」「こうら(甲羅)」「くり(栗)」「かゐ(貝)」「こめ(込め)」
類語:「かき(牡蠣・垣)」
独り言:「かん(缶)」
【(神・上)】
=かみ(神)
『ひはつさかせの ふつをかめ きたれはひらく はつひくさ』ミ9 『やよゑなかすえ かけらうや めつたりおさむ たもとかめ』ミ9 |
10/03/15
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