【(上言)・御言・命】
1.上位者の言。上意。命令。
『わかひめの うたもみやひお かえさしと もふせはきみの みことのり』ホ1 『さすらをは みことおうけて ねにゆかん あねにまみゆる しはしとて』ホ7 『みことおうけて かたまろか もろにをしゑて のにいたる』ホ8 『いさおしならは くにつかみ これそさのをの みことなり』ホ8 『あまつみことの おもむきお つけてあにひこ ここにとめ』ホ8 『いまはるなれは にしのそら たみつかれなし よしよしと みことさたまる』ホ20 『ををんかみ ゆるすみことは ゑとのすえ やなゐかくろひ』ホ21 『うつをもかみの よろこひと こえはみことそ』ホ21 『をこぬしか もふせはみこと これなんち もりはなるるお』ホ21 『あめにわたれは みおからす まかるのつみは ものぬしの みことおうけよ』ホ23 『みことにまかせ おもむろお いささわけみや けゐのかみ』ホ27 『みやこうつさん くにみよと みことおうけて めくりみる』ホ29 『みことおうけて とくにより つくしみそふも やまかけも めくりをさめて』ホ31 『みことさたまる くにつかさ たみにふれんと もろかえる』ホ32 『はなひこもふす とみむかし みことおうけて ほつまうち』ホ40 『こひねかわくは いつのひか みことかえさん のにふして たれとかたらん』ホ40 『みことうけ きつむけかえる かみしつか まみえてほそち あつさたす』ホ40 |
2.奏上する言葉。尊び祝う言葉。 =かみのと(神祝詞)・かんのとこと(神祝言)
『さをしかにきて みことあけ このときをしか たたねこと』ホ40 |
「み(御・上・敬・斎)」+「こと(言)」
類語:「おをんこと(大ん言)」「かんこと(上言・神言)」
派生語:「みことのり(御言宣)」「あまつみこと(天つ御言)」
【見事】【尊・命・(神)】
正の方向に離れるさま。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」さま
『あまいのる このてかしはゆ おとおすく やとるおなかの みことなる』ホ14 |
●天上界の神。神霊。
『つきのみことは あいふへも をすしやかみの あてまもり』ミ10 |
●優れたる人。上位にある人。貴人。尊者。尊い臣。親王。
『かれうひるきの みことなり きねはめをとの をのきみそ』ホ4 『さきにもちこか うむみこは ほひのみことの たなひとそ』ホ6 『そさのみことの かんとひに あからさまにそ こたゑけり』ホ9 『あめつちも うちともすかに とほるとき やもよろみちの みことひこ』ホ14 『よろのよわひの みことひこ ややちよたもつ たみもみな』ホ14 『こかゐのみちも をしゆれは かたのみことは よよのたみ まもりつかさそ』ホ15 『ひこみことちおゑるのあや』ホ25 『やまうみと とみことたまは はにすきの なめゑにつけて』ホ27 『みきさきと なりてうむみこ かんやまと いはわれひこの みことなり』ホ27 『おおひやまとに まつりとる あめふたかみの ゆつりうけ あまひのみこと』ホ28 『よそふとし はつみかきみゑ かぬなかわ みみのみことお よつきみこ』ホ31 『とりこゐたりお うちにやり かしまみことの そえひとそ』ホ40 『こもりこきみも もみことも みちひこもみな うなつけは』ミ1 『はかりなき ひとくさわかれ たうときも みこともひこも なるみちお』ミ1 『くにみこと よたひかわりて とこたちの みよはかわらす もはかりよ』ミ4 『うましあしかい ひこちかみ かれあめみこと わのみこと』ミ6 『つきすみの しかのみことか ゑとのかみ とよりののとの ゆえおとふ』ミ7 |
「みこつ」の名詞化。
これは「みく(満く)」と同義語「こつ(越つ)」の合成で、「いかつ(厳つ)」の変態。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。
変態:「みかと(帝・御門)」
類語:「みたま(尊)」「かみ(尊)」「との(殿)」
10/06/14
【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】