【殿】
1.立つ物。突出。高楼。建物。立て(経)。館。 中心にあるもの。政殿。社殿。宮殿。
『ゐつよのかみは おおとのち おおとまえなり』ホ2 『ひひめみをうむとののあや』ホ3 『ふたかみの ひひめみをうむ とのゐつつ とえはかなさき こたふるに』ホ3 『をきなひろたと にしとのに ひたせはのちに ふたはしら』ホ3 『うきはしにゑる おのころの やひろのとのに たつはしら めくりうまんと』ホ3 |
『とかあやまちも ふためとの かしこところの ひきつりに』ホ8 『こことむすひの なにすゑて かすかとのとそ たふとませ』ホ8 『あめにかえれは こふのとの まつりおとりて みことのり』ホ10 『おはさりませは かうのとの まつりとるゆえ よろまろお ひたかみのかみ』ホ11 『あるひわかひこ かうとのに のほりこかねの はなおとふ』ホ11 |
『かれをはとのそ めはまえと やもつつきまて』ホ2 『いきすたらぬは ひめみこよ これとのきみの とこかたり』ホ16 |
「とぬ(突ぬ)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・高・央・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。
変態:「つの(角)」「つぬ(角)」
類語:「おなか(央中)」「みや(宮)」「みやつや(見和つ屋)」「にゐみや(和宮)」「たかみや(高宮)」「かんみや(上宮)」「おおとの(央殿)」「うてな(央殿)」「たち(館)」「やかた(館)」「やしろ(社)」「くにかけ(国懸)」
11/02/02
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