【等・連・類】「つら(連・列)」の短縮。連なり。
『たねはたね うむすきさかめ まめすめらの そろはもはめそ むしもみなしむ』ホ1 『ひにむかつひめ のたまふは なんちらゑとか みけひえて』ホ7 『よにわたかまり こくみらも つかえてしむお うはひはむ』ホ7 『うすめらに ひかけおたすき ちまきほこ』ホ7 『うちのしらひと こくみらか をやもおかして こもおかす』ホ8 『ふつくなけきて やつかれら かえりもふてん あめたみと いのちおこえは』ホ8 『はたれねも しらひとこくみ おろちらも うちをさめたる おもむきお』ホ9 『みほこりて あさむくみちお ならさんと われらつかふそ』ホ10 『もろひめら まさにしるへし いろのはな ひとたひめてて はやちれは』ホ16 『ちからわさ やたのひとらの よろひきの いわおもなけて』ホ16 『とみらひめもす うまなくて をしゑおつねの わさとなせ』ホ17 『ますひとら おさなのときは ねちけのめ はやあらためよ』ホ17 『おささすり あらさねたける これうんつ あなとるすりら ねしけます』ホ17 『すへかみそらに しらせぬは あらこすりなる これみうん さそらききてん』ホ17 『おのかへら なんますこちに わさつけて そらつかまんと みちひねり』ホ17 『たけもののへら あれいつの のりゆみわさに よこしまお のそけは』ホ191 『たみらおそれて これつける ものぬしとえは こたえいふ』ホ21 『みつかきお なおすたくみら うつろゐの やしろきあれは おそるるお』ホ21 『みちもののへら しらゐしに つるきおかみて ものぬしか』ホ23 『こよみもの むらしあたひら つねのはそ もはこのかたは』ホ23 『やそてへひとり あれをさと なるおおとらか ちきりまく』ホ23 『さかおみあたひ つうちへて たたちにつくる あのめつけ これあたひらそ』ホ23 『もののへら しかときけこれ わかままに たみおきるなよ』ホ23 『もののへら さうけたまえと すすむれと またうなたるお』ホ23 『なんちらまつり おこたらす ほつまなるとき やたやすふらん』ホ23 『やふさみくるま つきこやね かこむまやその もののへら』ホ24 『そのなあらわす さるへらと かくらおのこの きみのもとなり』ホ24 『このはなの しろきかにさく こはうのめ またあまかつら』ホ26 『たねこらも ゑとむそうちに つまいれて よつきおなせよ』ホ27 『はゑしなおよひ さらしなと つましなぬしら このみゑな そのをにおさめ』ホ28 『ゐせのみちうく かんとみの つかふかみらか はへるゆえ うちはへところ』ホ28 『ものぬしふれて もののへら かすかのかみお みちひかす』ホ28 『むかしつかえて みかかみお たまえはわれら たのとみそ』ホ28 『わかこらやわせ たとふれは はるはぬるては なつあおく』ホ28 『きみみやさきに たねこらと まつりとるゆえ しつかなり』ホ29 『としこえて こせのほふりや そふとへと ゐのほふりらも』ホ29 『あにかこはみて おくりせす われらまねくも いつわりそ これはからんと』ホ31 『ぬしらつとめて をしくさの まもりになえも よみかえり』ホ31 『みあえおえ とみらうたふて うまさけや みはみわのとの』ホ33 『なんちらめくみ ひとしくて つきしることの ゆめすへし』ホ34 『たけぬかわけと くにふくと みかさかしまと といちねと たけひらもろに』ホ36 『はへるひとらお いきなから うつめはさけひ つひにかる』ホ37 『よほきさらもち みのにゆく とみらもふさく よきめあり』ホ38 『もろうたは くもらおそれて かくれんと つはきおとりて つちとなし』ホ38 『もろあかた ぬしらおほみけ ささけんと いつみめかやに そのつとえ』ホ38 『こうすみこ しはすにゆきて くまそらか くにのさかしら うかかえは』ホ38 『すへらきの みたまによりて くまそらお ひたにころして ふつくむけ』ホ38 『やまとたけ さきにはとみら にしおうつ ひかしおうつは もちひとそ』ホ39 『われきくゑみし むねしのき あれおさもなく むらきみら あひおかしえる』ホ39 『やまあらし かたましものや ちまたかみ なかにゑみしら めをませて』ホ39 『さかむのおのに しろかまえ てしとましらと もりかたむ』ホ39 『ゑそらあさむき ののしかか いききりたちて ふみしたく』ホ39 『すへらきみ やつらはなふり そろりには たけたたまはる なんのこと』ホ39 『きつおむけ ことなれはみお ほろほせる かれらやすます ひもなきと』ホ40 『あしかみかまみ たけこかひ いきなかたわけ ゐそめひこ いかひこらうむ』ホ40 『きみのたまわく ゑみしらは ひとこころなく おきかたし』ホ40 『つきはひめみこ すけうちめ おしもあおめら みそりそふ』ホ40 『かれむかし たかみむすひの やそきねと ちゐものこらに をしえには』ミ4 『いのねせは のりにあふるる あおめらや わかめのなたも ゑもりなすらん』フいねせ |
【在・居】「在る・居る」の名詞形。=あり・おり
『めのなみつ をのなのりよつ たたゑなは いくらもつけよ』ホ4 |
【所・原・方】同上。時空間の区分・区画。
『をきなのいわく ひのいつる かしらはひかし たけのほる』ホ1 『のてむすひ のかせにかわく くこはにに ひつめのあとは のらとみち』ホ18 『きはさかしまに かしらした かれむねおもて やねとなす』ホ21 『たといきねまに さはなすも へらよりきたふ かたたかひ』ミ8 |
【陰・母・地】「あら(粗)」の転。負の方向に離れるさま。 陰。月。(天に対して)地。
『たまきねいわく ゐみなには たらによつきに なとのりと あわせよつなり』ホ4 『めはたをはらに あたらしと すつおかなさき おもえらく』ミ1 『ほねはたのたね ししはらに うまれひつきの うるほいに ひとなりそなふ』ミ1 |
【霊】「る(霊)」の変態。
『むらとのいきお めくらすも いろにおほれて らみからす これみのかかみ』ホ17 |
【老】らふ(老ふ)の名詞化。
『らははくは もくさかふろは ちおまして をいもわかやく』ホ24 |
10/03/03
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