【取る・採る・捕る・執る・撮る・(留る・統る・連る)】
A:
合う/合わす。在る/現す。収(治)まる/収(治)める。調える。匹敵させる。縛る。
『うたみそめ おもひかねてそ すすむるお ついとりみれ
ば』ホ1 『なくみこの こゑききとれは あなうれし』ホ4 『つるきふりにけ えひなくる しこめとりはみ さらにおふ』ホ5 『つくしにやれは つくみおれ たなきねはとる をはちちに めははは につく』ホ7 『いはとおなくる たちからを みてとりいたし たてまつる』ホ7 『かちていけとる はたれまお かわくひてりに つなきおき』ホ8 『とけやはなせは ふつぬしか てにとるときに ゆひやふれ』ホ8 『ははやはなせは はたれとる ともにわらいて』ホ8 『かえさすは かみもとらんそ みかつちか わらいていわく』ホ8 『ちからあらそひ おししはる はたれまもみな とりしはり』ホ8 『たらちねの はやちにかはね ひきとりて もやおつくりて かりもか り おくる』ホ10 『とるてもいわの みかつちか とらへてなくる あしかひの』ホ10 『あめにかえれは こふのとの まつりおとりて みことのり』ホ10 『くしひこよ くにつめ とらは うとからん わかみほつひめ つまとして』ホ10 『おはさりませは かうのとの まつりとるゆえ よろまろお ひたかみ のかみ』ホ11 『かたしおとりて さかなのり おなしみちして みやにいる』ホ11 『またやすひこは やすやすと とりあくことお わさとなせ』ホ14 『ほのあかり まうらおめして うらとえは まうらふとまに あきにとる』ホ20 『みちさまたけは めしとりて たたしあかして つみおうつ』ホ23 『もしあやまりて ころさるも かたきおとれは をおとくと』ホ23 『ふとたまは よよまつりとれ またかくやまは ものぬしよ』ホ23 『こやねはよよの まつりとれ こもりはよよの ものぬしそ』ホ23 『いせきたて つつみきつきて やまみつお とりてたかたお ひらかん と』ホ24 『ゑはゆみやとり やまにかる とはうみにいり つりおなす』ホ25 『とはちおとられ よしなくて にいちもとめは ゑはうけす』ホ25 『としのあさ うたえそむるお とりみれは わかのうたあり』ホ25 『みそほにしろし みやつくり おおひやまとに まつりとる』ホ28 『さるたうけとり とわんとす はやめおとちて こたえなし』ホ28 『きみみやさきに たねこらと まつりとるゆえ しつかなり』ホ29 『かえことは みよのうらかた ゆめゆめと つつしみとれと みことの り』ホ29 『かれにかくやま はにとりて かえれはきみも よろこひて』ホ29 『みさほつすうた あめつつち とりますきみと なとさけるとめ』ホ31 『わかみやに おくりはかれは たきしみこ ひとりまつりお とらんと す』ホ31 『うたのなおしお こはしむる わかみやふたお とりみれは いいろよ むうた』ホ31 『すめみこゆみや ひきとりて ひとやおむねに ふたやせに』ホ31 『わかれつとむる わかみやの まつりこととる とみはあらたそ』ホ31 『かりすけとなる おはりかめ おおあまうちめ なかはしの をしてとるもり』ホ33 『きみよろこひて たれかこの とりとりゑんや ゆかわたな とみこれと らん』ホ36 『きみいわく とりゑはほめん ゆかわたな くくひとふかた おひたつ ね』ホ36 『ついにとりゑて ねつきふか ほんつのみこに たてまつる』ホ36 『ほことりいのり おほかめお つけはなるいし これしるし うちのか めいし』ホ37 『もろうたは くもらおそれて かくれんと つはきおとりて つちとな し』ホ38 『すへてゑみしの くにこゑて まつろはされは とるもよし』ホ38 『みなにけちれは ときおあけ むかひいるとき おとひめは きみのておとり』ホ39 『よこ かめとるお さかしまに るとめにとめて たちきれは』ホ39 『これおりかえに あひつあり かれうちとるお よしとなす』ホ39 『むつかりか かまたすきして とるうむき なますになして すすむれ は』ホ40 『これむかし いよにわたりて ししはむお つちきみとりて たてまつ る』ホ40 『ここりひめ みゆとりあけて』ミ逸 『いのおれお さるたかとりて かくらしし よこまおはらす よよのか んかせ』フ いおれ 『へにぬうは まつりとるみの むらさきそ いさめつくせは たみそぬ いける』フへぬ う 『ものこけの むしはなかみの ふくろとり さなゑまつりに さるたな すかみ』フ もこけ 『をのそのは やけてあわたの とりえあり みつとりえねは そののも えくさ』フをその |
変態:「たる(足る)」「たむ(溜む・矯む)」「つむ(集む・詰
む)」「つる(連る)」「とむ(留む)」
「そふ(沿う)」
派生語:「やとる(宿る)」「さとる(悟る)」「いけとる
(生け捕る)」「とらふ(捕ふ)」「とりしはる(捕り縛る)」「つかさとる(司る)」「め
とる(娶る)」「ひきとる(引き取る)」「のとる(則る)」「とりひき(取引)」「かたとる(象
る)」「いろとり(彩り)」「すなとる(漁る)」「とり
ゑ(捕餌)」
【(離る・外る・遠る)・取る・盗る】
B:
離れる/離す。放つ。払う。発す。そる/そらす。曲る/曲げる。
『みなそのしむお ぬきとりて わさにもゑつく おこりひ
の』ホ8 『みやあいて とえはやまくい これむかし きみかちおかり とられし お』ホ25 『なかすねひこは そのくらお ひそかにあけて うつしとる』ホ28 『つちおりと ゐおりもかくれ みとりのの かわさかたのみ かすめとる』ホ38 『それのきみ あすかおうちて くにおとる かみにたかえり かれなれ す』ホ39 『いままたきたり とらんとす これもかみかや すへきみよ』ホ39 『よこ かめとるお さかしまに るとめにとめて たちきれは』ホ39 『きさおのそみて おもひやり かたみのうたみ とりいたしみて』ホ39 |
変態:「たふ(遮ふ)」「ち
る(散る)」「つむ(摘む)」「てる(出る)」「とふ(飛ぶ)」
「そる(反る・剃る)」
派生語:「もとる(悖る)」
【(回る・廻る・躍る・踊る)】
C:
回る/回す。行き来する/させる。還る/還す。
『めなしあみ よもひれとれは おおたいか くちおかみさき まえによる』ホ25 |
変態:「たむ(回む・廻む)」「たふ(回ふ・廻ふ)」「と
ふ(訪う・廻ふ)」
派生語:「もとる(戻る)」「たとる(辿る)」「おとる(躍る・
踊る)」「とりゐ(鳥居)」「とりゐぬ
(躍り往ぬ)」「ちとる(千鳥る)」「ほとり(辺)」
【(鋭る・疾る・躍る・尊る・富る・逹る)・取る・照る】
D:
正の方向に離れる/離す。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」
『こころすなおの ひとあらは わかこのことく とりたてて』ホ13 『そのときかみは にこゑみて またはなとるな たたこころ しつ めてきけよ』ホ17 |
変態:「つむ(積む)」「つる(吊
る)」「てる(照る)」「とふ(跳ぶ)」「とむ(富む)」「そふ(聳ぶ)」
派生語:「おとる(躍る・踊る)」「とり(躍り
/鳥)」「とりたつ(取り立つ)」「みとる(充る)」「はなと
る(跳躍る)」「あしとり(足取り)」
【(垂る・弛る・退る・絶る・倒る)】
E:
負の方向に離れる/離す。「低まる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」
変態:「たふ(賜ぶ)」
「たる(垂る)」「たゆ
(絶ゆ)」「ちふ(禿ぶ)」「つむ(詰む)」「つゆ(潰
ゆ)」
派生語:「おとる(劣る)」「あ
なとる(侮る)」
11/02/05
【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカ
サフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめな
るみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】