おもふ  オモフ  omofu
をもふ  ヲモフ  womofu
おもゆ  オモユ  omoyu

  

【思う・想う・憶う・念う】
A: (心に)合わす・負う。意識する。考える。恋い慕う。

『よよのをきてと なるふみは ほつまつたえと おもふゆえ』ホ序
『うたみそめ おもひかねてそ すすむるお ついとりみれば』ホ1
おもえらく はしかけなくて むすふやは』ホ1
『ふたかみのまえ おちととむ おもわすいたく ゆめここち』ホ4
『はたれおもえり やにあたり よみかえるかや いたまぬか』ホ8
『よのみたれ これみなそれの あやまちと おもえはむせふ はやかえれ』ホ9
おもいおもえは はたれとは おこるこころの われからと』ホ9
『みてつから たまふみくさお うけたまゑ なおもおもゑよ たからもの』ホ11
『わかかみは ひつきのうるお くたすゆゑ よつきうまんと おもふとき』ホ14
『たとえめあれと よつきなく ゑんとおもはは あくりしれ』ホ14
ふしてをもえは こおさつく みちはめくみお かえすなり』ホ14
『みほひこも たちうやまひて おもふこと もふせるうたに』ホ14
おもえいのちは みのたから ことわさもせな』ホ15
『よそにとわんと おもふなり こころまよえは をしゑこふ』ホ16
『つらつらおもえ みのはなも ひともうつれは ちるはなそ』ホ16
『めはひとみちに おもえとも ねたみわつらふ むねのほか』ホ16
『つみとかの たたしもとほき あめとつち ととかぬことお おもふなり』ホ17
『つねにおもえよ あまのりお ゑてみおをさめ たかやして』ホ17
『ぬすみもひとか しらされは たからうるとそ おもえとも』ホ17
かねておもえは ますかかみ あおひとくさも すくとなる』ホ17
『しらにはやまに からすとふ くまのとおもひ みやうつし』ホ20
『なんちもと たたちおもえと のちのよに いやをさまれは』ホ23
『ふかくおもえと またとけす いまやふやくに これおしる』ホ23
『きみしはし おもひてわかの うたみそめ おきひこおして』ホ24
『きみあるかたち のたまえは はてかみしはし おもふとき』ホ25
『たたひとり つれてしはらく ここにあり つくしのたみお おもふはかりそ』ホ25
『ときにあまきみ われおもふ そみすすをいて たねあらし』ホ27
『あるしのおけの ととまりて おもはすをのこ うみそたつ』ホ27
おもわねは あめのむしはみ はるるとき なえはゑなんや』ホ28
『つきはるそひか みことのり おもえはまめは うましまち よよものへつけ』ホ30
『あらしとこれと とつかんと おもひゆくまに ひめうせぬ』ホ34
『のちのさかえお おもわんや たやすくたすと うらみしか』ホ34
『きさきおもえは このときと なんたなかるる きみのかほ』ホ35
おもえはなんた ふくそてに あふれてみかお うるほせり』ホ35
『よのなかに ものおもふひとの ありといふは われおたのまぬ ひとにそありける』ホ37
『たしまもり とこよにゆけよ わかおもふ くにとこたちの みよのはな』ホ37
『ふりおなしむの ととせふり あにおもひきや しのきゑて さらかえるとは』ホ37
『けむひせは たたみこおもえ くのやまの しらかしかゑお うすにさせこのこ』ホ38
『いまわれおもふ いましこそ すかたきらしく ももちから』ホ39
『さきにたしまか のこしふみ くにそまされは かくのきお ゑんとおもえは』ホ39
『うすゐのさかに やまとたけ わかれしひめお おもひつつ』ホ39
『さねんとあれは おもえとも なかきけるその つきたちにけり』ホ40
『いふきやま かえさのいせち いたはれは みやこおもひて』ホ40
『ゐそみほほつみ みことのり かえりおもえは やむひなし』ホ40
『ふたかみおもゐ はからつも ひかりおゐたく ここちして』ミ逸
『あおゑては おもはぬふゆの うらやみも つとめあえては やはりうるなり』フあえて

 
おむ(負む)」と同義語「もふ(守ふ)」の合成。
ここでは「A: 合わす・負う」の意。

変態:「おほゆ(覚ゆ)」「おおう(覆う)
類語:「おほす(思す)」「おもす(思す)
派生語:「おもえらく(思えらく)

 
 

【(重ふ・主ふ)・思う】
D: 正の方向に離す。
 重んじる。尊ぶ。中心に置く。

『こすゑおもふに いましめの なけれはみたる』ホ13
『すゑおをもひて むつましく わさおつとむる いせのみちかな』ホ13
『おりしもに ひめのなけきは こおをもふ かせのともしひ』ホ16
『わさおおもはは くらしきて ゆきつもとりつ むそあゆみ』ホ192
『みたねおもえは なきさたけ ははのみこころ あらはるる』ホ26
『なんちなきさに おちんとす みたねおもえは たけこころ』ホ26
『きみおおもえは かくやまの はにのひらての ひもろけに』ホ29

 
おむ(上む)」と同義語「もふ(詣ふ)」の合成。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離す」で、「上げる・尊ぶ・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・中心に置く・至らす」などの意。

  

10/02/27

  

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